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「24時間経つと消えるから」と、Instagram(以下 インスタ)のストーリーズを何となく投稿している方は多いのでは? もし、インスタ運用において目標・課題があるのなら、フィードの投稿と同様にストーリーズにも注力すべきです!
そこで今回は、ストーリーズの概要や作成方法、便利機能、最適化するポイントをご紹介します。あわせて、インスタ専門運用システム「Slooooth(すろ〜す)」についても解説しているので、ぜひご覧ください。
Instagram(インスタグラム)の「ストーリーズ」とは?
ストーリーズとは、主にフォロワー向けに発信するコンテンツです。投稿から24時間経つと消えるほか、基本的に自らのプロフィールページに投稿が残ることもないので、その手軽さから多くのや企業・ブランドが利用しています。
ストーリーズを投稿する場合は、まず自分のアイコンをタップします。そうすると投稿作成画面が表示されるので、そのまま写真や動画を撮影したり、すでに撮影した写真や動画を選択したりします。そしてフォントやスタンプ、ペン、GIFなどでデコレーションすれば、あとは投稿するだけです!
詳しくは後述しますが、難しい操作は一切ないので、PR商品の情報やキャンペーン情報などをリアルタイムで共有できます。
Instagram(インスタグラム)のストーリーズとフィード投稿・リールの違い
では、ストーリーズとフィード投稿・リールはどのように違うのでしょうか?
ストーリーズとフィード投稿の違い
ストーリーズとフィード投稿には、主に以下の違いがあります。
なお、フィード投稿については以下の記事にまとめているので、こちらもぜひご覧ください!
Instagram(インスタグラム)のフィード投稿の極意!作成から投稿までの完全ガイド
ストーリーズとリールの違い
ストーリーズとリールには、主に以下の違いがあります。
なお、リールについては以下の記事でご紹介しているので、こちらもぜひご覧ください!
Instagram(インスタグラム)の「リール」とは?投稿方法・作成のポイントを解説
各コンテンツの使い分け例
インスタの各コンテンツは、以下のように使い分けるのがおすすめです。
ストーリーズ
ストーリーズの最大の特徴は、24時間限定公開という点。つまり、一時的にしかユーザーに表示されないということです。そのため、期間限定のセール情報やイベント告知などを発信するとよいでしょう。
フィード投稿
フィード投稿では、最大10枚の画像を公開できます。編集次第では画像に文字を追加することもできるため、たとえば商品紹介やスポット紹介など、情報を細かく伝えたい場合に利用するのがおすすめです。
リール
リールでは最大90秒のショート動画を投稿できます。ストーリーズとは異なり、一度投稿したら削除しない限り残り続けるので、ユーザーに何度も見返してほしい内容、たとえば商品の使い方やおすすめの利用方法などを発信するとよいでしょう。
Instagram(インスタグラム)でストーリーズを作成・投稿する方法
インスタでストーリーズを作成する際の方法・手順は以下のとおりです。
1.投稿画面を開く
まず、ストーリーズの投稿画面を開きます。その方法は主に以下の3つです。
1.タイムラインの上部にある自分のアイコンをタップする
2.タイムラインを開いた状態で画面を左から右へスワイプする
3.自分のプロフィール画面の上部にある「+」をタップし「ストーリーズ」を選択する
2.写真や動画を撮影する・選ぶ
次に、投稿画面で写真や動画を撮影する、またはすでに撮影している画像や動画を選択します。
写真や動画を撮影する際は、投稿画面の下部にある白い丸をタップします。一度タップしたら写真を撮ることができ、長押しすると動画を撮影できます。
すでに撮影している写真や動画を選択する場合は、投稿画面の左下にあるアイコンをタップしてカメラロールを開き、投稿したい写真・動画を選びましょう。
3.文字を入れたりスタンプを貼ったりする
写真や動画の準備ができたら、文字を入れたりスタンプを貼ったりして装飾しましょう。文字のフォントも複数ありますし、スタンプの種類もとても豊富です。動くスタンプ「GIF」もあれば、質問やアンケートなど、フォロワーと交流できるスタンプもあります。
必要に応じて好きな装飾を施し、フォロワーをすぐに離脱させないストーリーズに仕上げましょう!
4.投稿する
装飾まで完了したら投稿画面の下にある「ストーリーズ」をタップして終了です。
知っておくと役に立つ!ストーリーズの便利機能
ストーリーズは、ただ画像や動画を投稿して終わりではありません。役立つ便利機能があるので、以下で2つご紹介します!
リポスト
リポストは、ほかのユーザーがインスタに投稿したフィード投稿を自らのストーリーズに引用できる機能です。たとえば、自社の商品を購入したユーザーがフィード投稿でその商品を紹介している場合、その投稿をストーリーズで紹介でき、かつ感謝の気持ちを伝えることができます。
フォロワー・ユーザーとのコミュニケーションを活性化する上で役立つので、積極的に活用するのがおすすめです!
ハイライト
ハイライトは、本来なら24時間で消えてしまうストーリーズをプロフィール上に残すことができる機能です。たとえば、飲食店ならメニューのストーリーズを、アパレルショップならセール情報を残すことで、フォロワー・ユーザーにとって有益な情報をいつでも届けることができます。
「このストーリーズは消したくない!」という場合は、積極的に活用するようにしましょう。
押さえておこう!ストーリーズを最適化するポイント
インスタのストーリーズを最適化するには、以下の4つのポイントを押さえることが大切です。
1.目標を明確にする
まず、ストーリーズを通して達成したい目標を明確にしましょう。具体的には、たとえば「エンゲージメントの向上」や「企業・ブランドの認知度向上」などがあります。目標をはっきりさせないことには、どのような内容・情報を投稿すべきか判断できないので、このステップはとても重要だといえます。
とはいえ、中には「急に目標を決めろと言われても……」と足踏みしている方もいるかもしれません。その場合は、まず現状把握から始めるのが吉。「ストーリーズはどれほどのユーザーに閲覧されているのか(リアクションされているのか)」を知ることで目標を定義しやすくなり、その後の戦略を立てやすくなります!
ストーリーズの現状を確認する際は、インスタ専門運用システム「Slooooth」を活用するのがおすすめです。一つひとつのストーリーズのインサイトを一目で確認できるので、良し悪しをスムーズに判断できます。
たとえば「戻る」の数が多い場合は、「もう一度見たい!」と感じたユーザーが多かったと判断できるため、価値のあるストーリーズだったと分析できます。
「閉じる」の数が多い場合は、そもそも投稿をユーザーに見てもらえていない可能性があります。反対に数が少ない場合は、フォロワーを中心としたユーザーが求めるストーリーズを投稿できているということになります。
「インプレッション」「リーチ」の数が多い場合は、複数のユーザーに投稿を見てもらえていると考えられます。このとき、インプレッションをリーチで割り、1アカウントあたりの閲覧数を割り出すのも◎。その数が多い場合、ユーザーの興味を惹く投稿であったことを証明できます。
このように、Sloooothを活用すればストーリーズの効果測定を楽に行えます。それに伴い、必然的に現状の課題が見えてくるので、ストーリーズの運用における適切な目標を立てやすくなります。
「なかなか目標が定まらない」「そもそも、今ストーリーズでどれほどの効果を得られているのかわからない」という場合は、Sloooothを活用してストーリーズの現状把握を行いましょう!
なお、Sloooothのストーリーズ分析には、システム利用時から現在までの投稿が消えずに残ります(※有料ユーザーに限る)。そのため、過去のストーリーズと照らし合わせて、投稿の良し悪しを判断することも可能です。
このほか、Sloooothならストーリーズ更新後のアカウントのインサイト(フォロワー数・インプレッション数・リーチ数など)も簡単にチェックできます。
計画的なインスタ運用を十分にサポートするので、この機会にぜひ利用をご検討ください♪
2.マーケティングの要素を組み込む
ストーリーズを最適化するには、投稿にマーケティングの要素を組み込むことも大切です。具体的には、「どんな商品・サービスを提供しているか」「今もっとも注目してほしい商品・サービスは何か」などを発信するのが吉。そうすれば、自らの企業・ブランドを認知していないユーザーがストーリーズをチェックした際にも、どのようなビジネスに取り組んでいるかを手軽に共有できます。
このほか、自らの企業・ブランドに関するUGC(ユーザーによって作られた投稿・コンテンツ)があれば、それをストーリーズで積極的にシェアするのも効果的です! とあるユーザーの体験をほかのユーザーに共有することで、商品・サービスに興味を持ってもらいやすくなります。
3.インフルエンサーの力を借りる
このほか、インフルエンサーの力を借りることも、ストーリーズを最適化するにあたり重要です。
インフルエンサーとは、世間や人々の思考・行動に多大なる影響を与える人物のこと。テレビタレントやファッションモデル、スポーツ選手、人気YouTuberなどが該当します。
誰でも手軽にさまざまな情報を得られる現代において、ユーザーは「企業・ブランドが発信する情報だけをもとに商品やサービスを購入すること」に若干の抵抗を感じるようになりました。この背景から、今は商品・サービスを購入するかどうか判断する際に、同じ消費者であるほかのユーザーから発信される情報(=口コミ)を重要視する傾向が強くなっています。とはいえ、口コミはあくまでも主観。信憑性のある情報とは言い切れません。
そこで、次に価値が高まったのが「インフルエンサーが発信する情報」です。自分と趣味・嗜好が同じインフルエンサーが言うことなら間違いない、と信頼を抱きやすいことから、その発言に注目するユーザーは増えています。
つまり、ストーリーズを活用したマーケティングにて自社のターゲットが支持するインフルエンサーの力を借りれば、ターゲット層の自社に対する認知度を直接高められる上に、商品やサービスをピンポイントでPRすることができるのです!
さらに、インフルエンサーを起用すればフォロワーはもちろん、オーディエンスにもストーリーズを見てもらいやすくなるため、インプレッション・リーチの向上も期待できます。
4.企業・ブランドのコンセプトに合わせたデザインにする
ストーリーズを最適化するには、投稿する画像・動画の質にもこだわることが大切です。具体的には、企業・ブランドのコンセプトに合わせたデザインにする必要があります。イメージカラーがあるならその色をメインで使用したり、必ずどこかに企業・ブランドのロゴを配置したり、使用するフィルターをある程度限定して統一感を持たせたりするのがポイントです。
このほか、ストーリーズ用の画像・動画を作成するにあたり、使用するアプリを絞るのも吉! たとえば、画像編集アプリ「GoDaddy Studio(OVER)」を使うと、あっという間におしゃれな画像を作ることができます。ストーリーズ用とポスト用、それぞれのテンプレートが豊富に揃っているので、画像編集に慣れていない方も簡単に活用できます。
このように投稿する画像・動画の質にも配慮すれば、企業・ブランドのコンセプトをユーザーに印象付けやすくなり、認知度のさらなる向上が期待できます♪
最初の投稿が肝心!目に留まるストーリーズにするには
残念なことに、ストーリーズを流し見するユーザーは珍しくありません。とくに最初の投稿が目を惹くものでない場合は、ひたすら右側をタップされてしまうこともしばしば。これでは、せっかく上述したポイントを押さえたストーリーズに仕上げても、満足な効果は得られません。
では、ユーザーの目に留まるストーリーズにするには、具体的にどうすればよいのでしょうか?
動き・変化のある構成にする
たとえば、動き・変化のある構成にするのがおすすめです。もちろん、PR用の画像を時間いっぱい見せるのも有効ですが、それではユーザーがすぐに飽きて離脱する可能性があります。「つい最後まで見たくなるストーリーズ」にするためにも、複数枚の画像を組み合わせてGIFのようにしたり、動画を投稿用にアレンジしたりして、動き・変化のある内容に仕上げましょう。
ストーリー性のある構成にする
また、ストーリー性のある構成にするのも◎。この場合も「つい最後まで見たくなる」という要素を組み込めるので、広告としての効果を十分に期待できます。
ユーザー参加型の構成にする
目に留まるストーリーズにするには、ユーザー参加型の構成にするのも効果的です。その方法はとても簡単で、質問もしくはアンケートのスタンプを活用するだけ! 上記画像のように「AとB どちらが好み?」「◯◯(食品)の感想を募集!」などと、ユーザーの声に耳を傾けることで、早々の離脱を防ぎやすくなります。
ストーリーズを最適化するには、大前提として「見てもらう」必要があります。スルーされてしまわないためにも、上述した構成を参考に自社ならではのストーリーズを作ってみてください♪
計画的にストーリーズを活用しよう
フィードの投稿と同じく、ストーリーズもユーザーにメッセージ届ける重要なコンテンツです。にもかかわらずストーリーズをただ単に投稿しているだけでは、インスタ運用によるパフォーマンスを満足に高めることはできません。もしまだあまり注力していないのであれば、今回ご紹介したポイントを参考にストーリーズを見直してみましょう。
なお、インスタ専門運用システム「Slooooth」を使えば、ストーリーズの分析を簡単に行えます! また、フィードの投稿に関する機能(予約投稿など)も充実しているほか、ハッシュタグ調査や競合アカウント分析も行えるので、ぜひこの機会に利用をご検討ください。