
「24時間経つと消えるから」と、Instagram(以下 インスタ)のストーリーズを何となく投稿している方は多いのでは? もし、インスタ運用において目標・課題があるのなら、フィードの投稿と同様にストーリーズにも注力すべきです!
そこで今回は、ストーリーズを最適化するポイントをご紹介します。あわせて、インスタ専門運用システム「Slooooth(すろ〜す)」についても解説しているので、ぜひご覧ください。
まずはおさらい!Instagramのストーリーズとは
ストーリーズとは、主にフォロワー向けに発信するコンテンツです。投稿から24時間経つと消えるほか、基本的に自らのプロフィールページに投稿が残ることもないので、その手軽さから多くのや企業・ブランドが利用しています。
ストーリーズを投稿する場合は、まず自分のアイコンをタップします。そうすると投稿作成画面が表示されるので、そのまま写真や動画を撮影したり、すでに撮影した写真や動画を選択したりします。そしてフォントやスタンプ、ペン、GIFなどでデコレーションすれば、あとは投稿するだけ。難しい操作は一切ないので、PR商品の情報やキャンペーン情報などをリアルタイムで共有できます♪
押さえておこう!ストーリーズを最適化するポイント
インスタのストーリーズを最適化するには、以下の4つのポイントを押さえることが大切です。
1.目標を明確にする
まず、ストーリーズを通して達成したい目標を明確にしましょう。具体的には、たとえば「エンゲージメントの向上」や「企業・ブランドの認知度向上」などがあります。目標をはっきりさせないことには、どのような内容・情報を投稿すべきか判断できないので、このステップはとても重要だといえます。
とはいえ、中には「急に目標を決めろと言われても……」と足踏みしている方もいるかもしれません。その場合は、まず現状把握から始めるのが吉。「ストーリーズはどれほどのユーザーに閲覧されているのか(リアクションされているのか)」を知ることで目標を定義しやすくなり、その後の戦略を立てやすくなります!

ストーリーズの現状を確認する際は、インスタ専門運用システム「Slooooth」を活用するのがおすすめです。一つひとつのストーリーズのインサイトを一目で確認できるので、良し悪しをスムーズに判断できます。

たとえば「戻る」の数が多い場合は、「もう一度見たい!」と感じたユーザーが多かったと判断できるため、価値のあるストーリーズだったと分析できます。
「進む」は、ストーリーズに動画を投稿した際に役立つ指標です。数が多いほど「動画を最後まで見てもらえた」と判断できます。
「閉じる」の数が多い場合は、そもそも投稿をユーザーに見てもらえていない可能性があります。反対に数が少ない場合は、フォロワーを中心としたユーザーが求めるストーリーズを投稿できているということになります。
「インプレッション」「リーチ」の数が多い場合は、複数のユーザーに投稿を見てもらえていると考えられます。このとき、インプレッションをリーチで割り、1アカウントあたりの閲覧数を割り出すのも◎。その数が多い場合、ユーザーの興味を惹く投稿であったことを証明できます。
このように、Sloooothを活用すればストーリーズの効果測定を楽に行えます。それに伴い、必然的に現状の課題が見えてくるので、ストーリーズの運用における適切な目標を立てやすくなります。
「なかなか目標が定まらない」「そもそも、今ストーリーズでどれほどの効果を得られているのかわからない」という場合は、Sloooothを活用してストーリーズの現状把握を行いましょう!
なお、Sloooothのストーリーズ分析には、システム利用時から現在までの投稿が消えずに残ります(※有料ユーザーに限る)。そのため、過去のストーリーズと照らし合わせて、投稿の良し悪しを判断することも可能です。

このほか、Sloooothならストーリーズ更新後のアカウントのインサイト(フォロワー数・インプレッション数・リーチ数など)も簡単にチェックできます。
計画的なインスタ運用を十分にサポートするので、この機会にぜひ利用をご検討ください♪
2.マーケティングの要素を組み込む

@gu_for_all_
ストーリーズを最適化するには、投稿にマーケティングの要素を組み込むことも大切です。具体的には、「どんな商品・サービスを提供しているか」「今もっとも注目してほしい商品・サービスは何か」などを発信するのが吉。そうすれば、自らの企業・ブランドを認知していないユーザーがストーリーズをチェックした際にも、どのようなビジネスに取り組んでいるかを手軽に共有できます。
このほか、自らの企業・ブランドに関するUGC(ユーザーによって作られた投稿・コンテンツ)があれば、それをストーリーズで積極的にシェアするのも効果的です! とあるユーザーの体験をほかのユーザーに共有することで、商品・サービスに興味を持ってもらいやすくなります。
3.インフルエンサーの力を借りる

@majolicamajorca.official
このほか、インフルエンサーの力を借りることも、ストーリーズを最適化するにあたり重要です。
インフルエンサーとは、世間や人々の思考・行動に多大なる影響を与える人物のこと。テレビタレントやファッションモデル、スポーツ選手、人気YouTuberなどが該当します。
誰でも手軽にさまざまな情報を得られる現代において、ユーザーは「企業・ブランドが発信する情報だけをもとに商品やサービスを購入すること」に若干の抵抗を感じるようになりました。この背景から、今は商品・サービスを購入するかどうか判断する際に、同じ消費者であるほかのユーザーから発信される情報(=口コミ)を重要視する傾向が強くなっています。とはいえ、口コミはあくまでも主観。信憑性のある情報とは言い切れません。
そこで、次に価値が高まったのが「インフルエンサーが発信する情報」です。自分と趣味・嗜好が同じインフルエンサーが言うことなら間違いない、と信頼を抱きやすいことから、その発言に注目するユーザーは増えています。
つまり、ストーリーズを活用したマーケティングにて自社のターゲットが支持するインフルエンサーの力を借りれば、ターゲット層の自社に対する認知度を直接高められる上に、商品やサービスをピンポイントでPRすることができるのです!
さらに、インフルエンサーを起用すればフォロワーはもちろん、オーディエンスにもストーリーズを見てもらいやすくなるため、インプレッション・リーチの向上も期待できます。
4.企業・ブランドのコンセプトに合わせたデザインにする

@shuuemura
ストーリーズを最適化するには、投稿する画像・動画の質にもこだわることが大切です。具体的には、企業・ブランドのコンセプトに合わせたデザインにする必要があります。イメージカラーがあるならその色をメインで使用したり、必ずどこかに企業・ブランドのロゴを配置したり、使用するフィルターをある程度限定して統一感を持たせたりするのがポイントです。
このほか、ストーリーズ用の画像・動画を作成するにあたり、使用するアプリを絞るのも吉! たとえば、画像編集アプリ「OVER」を使うと、あっという間におしゃれな画像を作ることができます。ストーリーズ用とポスト用、それぞれのテンプレートが豊富に揃っているので、画像編集に慣れていない方も簡単に活用できます。
このように投稿する画像・動画の質にも配慮すれば、企業・ブランドのコンセプトをユーザーに印象付けやすくなり、認知度のさらなる向上が期待できます♪
最初の投稿が肝心!目に留まるストーリーズにするには?
残念なことに、ストーリーズを流し見するユーザーは珍しくありません。とくに最初の投稿が目を惹くものでない場合は、ひたすら右側をタップされてしまうこともしばしば。これでは、せっかく上述したポイントを押さえたストーリーズに仕上げても、満足な効果は得られません。
では、ユーザーの目に留まるストーリーズにするには、具体的にどうすればよいのでしょうか?
たとえば、動き・変化のある構成にするのがおすすめです。もちろん、PR用の画像を時間いっぱい見せるのも有効ですが、それではユーザーがすぐに飽きて離脱する可能性があります。「つい最後まで見たくなるストーリーズ」にするためにも、複数枚の画像を組み合わせてGIFのようにしたり、動画を投稿用にアレンジしたりして、動き・変化のある内容に仕上げましょう。
また、ストーリー性のある構成にするのも◎。この場合も「つい最後まで見たくなる」という要素を組み込めるので、広告としての効果を十分に期待できます。

@kirin_brewery
目に留まるストーリーズにするには、ユーザー参加型の構成にするのも効果的です。その方法はとても簡単で、質問もしくはアンケートのスタンプを活用するだけ! 上記画像のように「AとB どちらが好み?」「◯◯(食品)の感想を募集!」などと、ユーザーの声に耳を傾けることで、早々の離脱を防ぎやすくなります。
ストーリーズを最適化するには、大前提として「見てもらう」必要があります。スルーされてしまわないためにも、上述した構成を参考に自社ならではのストーリーズを作ってみてください♪
計画的にストーリーズを活用しよう
フィードの投稿と同じく、ストーリーズもユーザーにメッセージ届ける重要なコンテンツです。にもかかわらずストーリーズをただ単に投稿しているだけでは、インスタ運用によるパフォーマンスを満足に高めることはできません。もしまだあまり注力していないのであれば、今回ご紹介したポイントを参考にストーリーズを見直してみましょう。
なお、インスタ専門運用システム「Slooooth」を使えば、ストーリーズの分析を簡単に行えます! また、フィードの投稿に関する機能(予約投稿など)も充実しているほか、ハッシュタグ調査や競合アカウント分析も行えるので、ぜひこの機会に利用をご検討ください。