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Instagram(インスタグラム)を効果的に運用する上で欠かせないもののひとつに「ハッシュタグ」があります。重要なものだと認識しつつも、具体的にどのような役割があるのか、どう選定するのが望ましいのかなどがわからず、うまく活用できていない方もいるでしょう。
そこで今回は、Instagram(以下 インスタ)のハッシュタグを効果的に活用するための基本的な考え方を解説します。ハッシュタグの役割や重要性、選び方、効果検証の方法を押さえましょう!
ハッシュタグとは?まずは役割と重要性を知ろう
ハッシュタグとは、インスタをはじめとするSNSの投稿に付けるタグのことです。主に、投稿を特定の話題やジャンルに分類するための「ラベル」のような役割があります。
ハッシュタグはリンク化しており、クリック(タップ)すると同じハッシュタグが含まれた投稿を表示することができます。これはつまり、ハッシュタグを付けて投稿することで、そのハッシュタグで検索したユーザーが自社の投稿を見る可能性が高まるということです。投稿をより広く拡散できることから、適切なハッシュタグの活用はアカウントの認知度向上や非フォロワーからの流入増加に大きく寄与するといえます。
なお、人気のハッシュタグについては以下の記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。
Instagram(インスタグラム)で人気のハッシュタグを日本と世界に分けてご紹介!業界別に検索されやすい種類も解説
これだけは押さえて!ハッシュタグを選定する際の3つのポイント
ハッシュタグを選定する際は、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
1.投稿内容に関連性のあるハッシュタグを選ぶ
ハッシュタグは、投稿内容に関連しているかどうかを基準に選ぶことが大切です。なぜなら、もし投稿内容との関連性が弱いハッシュタグを付けると、インスタのアルゴリズムから低評価を受ける可能性があり、アカウントの認知度向上や非フォロワーからの流入増加が望めなくなるからです。
インスタ運用を最適化するためには、投稿内容との関連性が高いハッシュタグを選ぶことはもっとも重要なポイントといえます。
2.複数の規模感を組み合わせる
ハッシュタグにはそれぞれ検索ボリューム(使用頻度)があり、ボリューム数別に「ビッグワード(10万件以上)」「ミドルワード(1〜10万件)」「スモールワード(1万件以下)」の3つに分けられます。
このうち、もっともボリューム数が多いビッグワードは、ユーザーがインスタ内で検索する際によく使われる一方で、検索結果の数も多いためほかの投稿に埋もれてしまう傾向があります。
反対にもっともボリューム数が少ないスモールワードは、競合は少ないもののそもそもユーザーが検索時に使わない傾向にあります。
つまり、どちらか一方のハッシュタグだけを付けていては十分な効果を得られないということです。
そのため、ブランド認知を狙ったハッシュタグや投稿内容に関連するハッシュタグなど、ジャンル別にさまざまなボリュームのハッシュタグを選び付けるようにしましょう。
3.競合や人気投稿を参考にする
「どのハッシュタグにしようか」と選定時に悩んだら、同じ業種やカテゴリで人気のある投稿を分析してみることをおすすめします。
たとえば、自社よりフォロワーやエンゲージメントが多いアカウントの投稿を確認し、「どのようなハッシュタグを付けているのか」「ビッグワード・ミドルワード・スモールワードをどれくらいのバランスで組み合わせているのか」などを分析すれば、効果的なインスタ運用、ひいては効果的なハッシュタグ選定のヒントを得られるかもしれません。
同業種のアカウント・同カテゴリの投稿だからこそ参考にできる部分が多くあるので、「競合だから」と避けずに、しっかり向き合ってみるのもよいでしょう。
なお、業種別に見るハッシュタグの効果的な活用方法については以下の記事でご紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。
【ファッションブランド向け】Instagram(インスタグラム)ではオリジナルハッシュタグを作り活用すべし!
旅行会社・観光地必見!Instagram(インスタグラム)で使うべきハッシュタグをデータをもとにご紹介
Instagram(インスタグラム)で「レシピ×料理系ハッシュタグ」の投稿をしよう!
【飲食店向け】Instagram(インスタグラム)の投稿におすすめのハッシュタグをご紹介
【アパレル業向け】Instagram(インスタグラム)の投稿・ハッシュタグはユーザーニーズを踏まえて決めよう
認知度向上・交流促進が叶う!オリジナルハッシュタグのすすめ
人気のハッシュタグだけでなく、自社独自のオリジナルハッシュタグを付けることも重要です。
なお、オリジナルハッシュタグについては以下の記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。
オリジナルハッシュタグについて知ろう!作り方や効果検証の方法について
オリジナルハッシュタグとは
オリジナルハッシュタグとは、企業やブランドが独自に作成するハッシュタグです。企業名やブランド名をそのままハッシュタグ化するパターンや、特定のテーマやキャンペーンに関連した内容にするパターンが一般的です。
また、ブランドによる発信ではなく“自然発生的”なオリジナルハッシュタグもあり、たとえばブランド名をもじったハッシュタグ(例:UNIQLOのアイテムをコーディネートに取り入れた女性を指す「#ユニジョ」)、「企業名+購入品」などそのブランドで購入した品を紹介する際に付けるハッシュタグ(例:GUの購入品を紹介する際に使用する「#ジーユー購入品」)などが挙げられます。
自然発生のオリジナルハッシュタグを自社の投稿に取り入れる企業は多く、公式アカウントが使うことでより多くのユーザーに広まることも珍しくありません。
オリジナルハッシュタグを付けるメリット
オリジナルハッシュタグを作成し投稿に付けた場合、それを見たユーザーが「公式のハッシュタグ」と認知するようになります。これによりファンを中心に、自分の投稿にオリジナルハッシュタグを付けるユーザーが増加し、UGC(ユーザーが生成したコンテンツ)が増える可能性があります。そして、UGCを見たユーザーが企業やブランドを意識することで、ブランドの定着および認知度の向上が期待できるのです。
また、ファンを中心に、多くのユーザーでオリジナルハッシュタグを使うようになれば、企業・ブランドが「ユーザーの“自社についての投稿”」を見つけやすくなります。こちらから積極的にいいね!やコメントができるようになるため、ユーザーとのコミュニケーションがより促進するでしょう。
なお、UGCについては以下の記事でご紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。
Instagram(インスタグラム)運用における「UGC」とは?重要性や増やす方法、活用例までご紹介
付けて終わりじゃない!ハッシュタグの流入数を確認してPDCAを回そう
インスタ運用において、ハッシュタグは「付けて終わり」ではありません。
「ハッシュタグからの流入はどれくらいか」「どのハッシュタグからの流入が多いのか」といったデータを分析し、その結果を踏まえて今後のインスタ運用を考えていく必要があります。
では、ハッシュタグの流入数はどのように確認するのか。その方法はとても簡単で、インスタのプロアカウントに備わっている「インサイト」で確認することが可能です。
1.フィード投稿の下にある「インサイトを見る」をタップする
2.リーチ内にある「ハッシュタグ」の横の数字が、ハッシュタグからの流入数です
ただ、インスタのインサイトでは「どのハッシュタグからの流入か」まではわかりません。
そこでおすすめしたいのが、インスタ専門運用システム「Slooooth」です。ヒートマップを通してハッシュタグごとのパフォーマンスを一目で確認できるため、どのハッシュタグを付けるべきかを楽に判断できます。この機会にぜひご利用ください!
効果的なInstagram(インスタグラム)運用には適切なハッシュタグ選びが必須
Instagram(インスタグラム)のハッシュタグは、アカウントの成長に欠かせない重要な要素です。投稿内容に合った適切なハッシュタグを選び、定期的に効果検証をして見直しながら運用することで、フォロワー以外のユーザーにもアプローチできます。
効果的なインスタ運用のためにも、ぜひ今一度ハッシュタグと向き合ってみてくださいね。
なお、ハッシュタグ選定に悩んだときは、ハシュレコAI+を使うのがおすすめです。
ハシュレコAI+は、インスタに投稿したい写真または動画を表すキーワードを入力することで、AIが関連するハッシュタグを自動生成するツールです。関連度の高いハッシュタグをあっという間にピックアップしてくれるため、投稿内容に合ったベストなハッシュタグをつけることができます。Sloooothとあわせてぜひチェックしてみてください。