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「Instagram(インスタグラム)運用をしているけれど、投稿がなかなかリーチされない」とお悩みの運用担当の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、Instagram(以下 インスタ)のリーチについて深掘り! リーチの概要から重要性、リーチされない原因、リーチが急に減った原因、リーチを増やすポイントまでご紹介しています。ぜひご覧ください。
そもそもInstagram(インスタグラム)の「リーチ」とは?
リーチとは、インスタにおける「投稿を閲覧した人の数(アクセス数)」のことです。つまり、どれだけのユーザーが自社の投稿を見たか、を表す指標といえます。
たとえば、リーチ数が150の場合はその投稿を150人のユーザーが閲覧したということになります。
類似する用語に「インプレッション」がありますが、これは「投稿が閲覧された回数」のことです。
たとえば、ひとりのユーザーが同じ投稿を何度も閲覧した場合、リーチは1にしかなりませんが、インプレッションは閲覧回数に応じてどんどん増えます。
なお、リーチについては以下の記事で詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。
Instagram(インスタグラム)のリーチとは?重要性と増やすポイントについて
Instagram(インスタグラム)のリーチは多いほうがよい!その理由について
インスタ運用においてリーチは、重要な指標のひとつです。なぜなら、リーチが増えれば増えるほどエンゲージメントが高まる可能性があるからです。
上述のとおり、リーチは「投稿を閲覧した人の数(アクセス数)」のことです。エンゲージメントを得るには、大前提としてユーザーに投稿を見てもらわなければなりません。
リーチが多い場合、それは「多くのユーザーに投稿を見てもらえている」ということになるため、エンゲージメントにつながりやすくなるのです!
エンゲージメントが増えればインスタに「良質な投稿」だと評価され、検索タブの上位に表示されたり、フォロワー以外のユーザーのタイムラインに投稿が表示されたりします。
そうなると、より多くのユーザーに投稿を見てもらえるようになり、フォロワーの増加やブランドの認知向上、売上の増加などにつながりやすくなります。
この点からインスタ運用ではリーチに目を向け、その数を増やせるよう施策を施すことが重要です。
Instagram(インスタグラム)の投稿がリーチされない!主な3つの原因
重要な指標であるのにもかかわらず、「なかなかリーチされない」と伸び悩んでいるアカウントもあるでしょう。その原因には、主に以下の3つが挙げられます。
投稿数が少なく、投稿頻度が低い
リーチされない原因としてまず挙げられるのは「投稿数が少なく、投稿頻度が低い」です。
投稿数が少なく投稿頻度が低いと、ユーザーに「きちんと運用されているアカウント」と認識してもらえず、なかなかリーチされません。そのため、短いスパンでこまめに投稿することが重要です。
投稿時間に問題がある
リーチされない原因には「投稿時間に問題がある」という点も挙げられます。
深夜や早朝など、一般的にユーザーがインスタを利用していない時間に投稿しても、なかなかリーチにはつながりません。ターゲットとするユーザーによってインスタを利用する時間帯は異なるため、インサイトなどを確認して、ベストな投稿時間を探りましょう。
ハッシュタグを有効活用できていない
「ハッシュタグを有効活用できていない」という点も、リーチされない原因のひとつです。
ユーザーが投稿を見る経路は複数あり、タイムライン上での閲覧だけでなく、ハッシュタグ経由での閲覧もあります。つまり、ハッシュタグをつけることでリーチが増えることがあるのです。そのため、もしハッシュタグをつけていなかったり投稿内容に合わないハッシュタグをつけていたりするのであれば、早急な見直しが必要です。
Instagram(インスタグラム)のリーチが急に減った!その原因とは
「リーチが急に減った」と焦った経験がある方もいるのではないでしょうか? その原因には、主に以下の5つが挙げられます。
アルゴリズムがアップデートされた
リーチが急に減った際、まず考えられる原因が「アルゴリズム」です。
インスタのアルゴリズムがアップデートされると、評価基準も変わることがあり、それに伴ってコンテンツの露出が減少しリーチが減る場合があります。
このケースでは、まずアルゴリズムを確認し、もしアップデートされたいたら新しい評価基準に沿ってコンテンツを見直しましょう。
安全ではないコンテンツと評価された
リーチが急に減った原因には、インスタに「安全ではないコンテンツ」と判断されたというものもあります。アルゴリズムが「不適切な表現」「コミュニティガイドラインに違反する内容」であると検知し、リーチを制限している可能性があるのです。
このケースでは、リーチを取り戻すためにもガイドラインを見直し、必要に応じて修正や削除をしましょう。
シンプルにコンテンツの質が低い
そもそもコンテンツの質が低いと、ユーザーの興味・関心を引くことが困難になるため、アルゴリズムによる評価が下がることがあります。そうなると検索タブに表示されづらくなるので、リーチが急に減ってしまいます。
このケースでは、過去に投稿したリーチが多かったコンテンツなどを見直し、その特徴を踏まえてコンテンツを修正・制作するようにしましょう。
多くのユーザーが好まない内容のコンテンツになっている
リーチが急に減った原因は、多くのユーザーが好まない内容をコンテンツ化していることかもしれません。この場合、アルゴリズムがコンテンツを低く評価し、リーチが制限されることがあります。
このケースでは、ユーザーニーズを調査し、そのニーズに応えられるようなコンテンツを投稿する必要があります。そうすることで、好まれる内容のコンテンツとしてアルゴリズムに評価され、リーチを取り戻しやすくなります。
コンテンツに嘘を掲載している
インスタはコンテンツの信頼性を重要視しています。そのため、もしコンテンツに嘘が掲載されていると、アルゴリズムが低く評価しリーチが急に減ることがあります。
このケースでは、当たり前のことではありますが、正しい情報を提供し、かつ正確な情報源の明示を行うことが大切です。そうすることで、アルゴリズムが評価を見直しリーチの制限を解除してくれるでしょう。
Instagram(インスタグラム)のリーチを増やすポイント
リーチされない原因がわかったら、それを改善する必要があります。以下で、リーチを増やすためのポイントを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
投稿数・投稿頻度・投稿時間を見直す
リーチを増やすためには、なるべく投稿数を増やし、投稿頻度を高めることが重要です。母数が増えるとその分ユーザーに投稿を見てもらいやすくなるため、リーチの増加が期待できるでしょう。
また、投稿時間も意識するのがおすすめです。ターゲットとしているユーザーはいつ稼働しているのかを調査し、その時間に合わせて投稿するようにしましょう。
なお、適切な投稿頻度・投稿時間については以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。
Instagram(インスタグラム)のベストな投稿頻度は?フォロワーを分析して導き出そう
Instagram(インスタグラム)の最適な投稿時間とは?おすすめの時間帯と調べ方
ハッシュタグを有効活用する
ハッシュタグは、リーチの増加を図る上で欠かせないアイテムです。フィード投稿には最大30個つけられるので、投稿内容に合ったハッシュタグを積極的につけるようにしましょう。
競合他社アカウントが使用しているハッシュタグや、検索タブに掲載されている人気のハッシュタグなどをつけるのも有効です。
なお、ハッシュタグについては以下の記事でまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。
【業界別】Instagram(インスタグラム)で人気のハッシュタグをご紹介!検索されやすい種類も解説
【ファッションブランド向け】Instagram(インスタグラム)ではオリジナルハッシュタグを作り活用すべし!
【旅行会社・観光地向け】Instagram(インスタグラム)で使うべきハッシュタグをデータをもとにご紹介
オリジナルハッシュタグについて知ろう!作り方や効果検証の方法について
Instagram(インスタグラム)で「レシピ×料理系ハッシュタグ」の投稿をしよう!
【アパレル業向け】Instagram(インスタグラム)の投稿・ハッシュタグはユーザーニーズを踏まえて決めよう
ストーリーズでシェアする
フィード投稿をストーリーズでシェアすることも、リーチの増加を図る上で有効です。「ストーリーズしか見ない」というユーザーに対してフィード投稿を届けることができるため、リーチにつながりやすくなるでしょう。
キャンペーンを実施する
「フォロー+いいね!で◯◯をプレゼント」といったキャンペーンを実施するのもおすすめです。キャンペーンに参加することはユーザーにとってメリットになるので、「次はどんなキャンペーンをしてるかな?」「キャンペーンの詳細を確認しよう」などを理由に投稿を見てもらえる可能性が高まります。
ユーザーと積極的にコミュニケーションを取る
ユーザーとコミュニケーションを取ると、そのユーザーのタイムラインに投稿が表示されやすくなります。ストーリーズも同様で、アイコンが最初のほうに表示されるようになります。これにより、リーチの増加が期待できるため、コメントが来たら必ず返信するなどして、コミュニケーションを活性化させましょう。
Instagram(インスタグラム)のリーチされない問題を解消しよう!
投稿がなかなかリーチされない原因は、主に「投稿数が少なく、投稿頻度が低い」「投稿時間に問題がある」「ハッシュタグを有効活用できていない」の3つです。また、リーチが急に減った原因には「アルゴリズムがアップデートされた」「シンプルにコンテンツの質が低い」などが挙げられます。
それぞれすぐに改善できるため、今回ご紹介したポイントを参考にしながら安定的にリーチを得られるアカウントへ進化させましょう!
なお、リーチをはじめとするInstagram(インスタグラム)のデータは、インスタ専門運用システム「Slooooth」で確認するのがおすすめです。
Sloooothを使えば、各投稿のリーチはもちろん、いいね!やコメント、インプレッションなどを一目で確認できます。また、過去のデータを保有し続けるので、投稿(動画)の状況を去年のデータと比較しながら分析することも可能です! ぜひ使ってみてください。