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【結論】Instagram「アグリゲーター(転載)制限」の概要と、おすすめ除外を回避する3つの即効対策
2026年4月30日、Instagramはすべてのコンテンツ(フィード・カルーセル・リール)を対象とした「アグリゲーター制限」のアルゴリズムアップデートを発表しました。
過去30日間に他人のコンテンツ(転載・スクショ・未加工のリポスト)を10回以上投稿し、「アグリゲーター」と判定されたアカウントは、発見タブやおすすめから完全に除外され、リーチ数が60〜80%減少する深刻なペナルティを受けます。
この判定を回避し、フォロワー外へのリーチを伸ばし続けるための対策は以下の3点に集約されます。
- オリジナル比率を7割以上に保持: 自社で撮影・デザインしたコンテンツを中心に設計し、他人の素材を使う場合も「独自の解説や編集(意味のある変換)」を必ず加える。
- 自社独自のデータや体験の集約: 他のアカウントが真似できない「自社アカウントの検証データ」や「顧客のリアルな声」をカルーセル投稿化し、完全なオリジナルコンテンツとしてアルゴリズムに評価させる。
- 公式機能(コラボ・リシェア)の徹底: スクショによる無断転載を完全に排除し、他者のコンテンツを紹介する際はクレジットが元クリエイターに帰属する公式機能のみを使用する。
アカウントの成長エンジンである「おすすめ枠」を守り、オリジナルクリエイターとして評価されるための具体的な運用ワークフローと、データ活用のノウハウ(Sloooothの活用法)を解説します。
「先週から急にリーチが落ちた」「発見タブに一切載らなくなった」「何も変えてないのにインプレッションが半分以下に……」
2026年5月に入ってから、こうした悲鳴がSNS運用者のあいだで急増している。
原因は、Instagramが2026年4月30日に発表した「アグリゲーター制限」のアルゴリズムアップデートだ。Instagram責任者のアダム・モッセーリ氏が自身のアカウントで直接告知した内容は、運用者にとって衝撃的なものだった。
「あなたがInstagramに投稿しているコンテンツの大半が他人のコンテンツである場合、あなたのアカウントはもう”おすすめ”されません。つまり、あなたの投稿を、あなたをフォローしていない人に見せることはしなくなります」——これがモッセーリ氏の発言の要旨だ。
このアップデートは、単なる微調整ではない。Instagramの成長エンジンである「おすすめ」から丸ごと排除されるという、事実上のペナルティだ。
この記事では、今回のアグリゲーター制限が具体的に何を意味するのか、自分のアカウントが対象になっているかの確認方法、そして判定を回避してオリジナルコンテンツで伸ばすための具体的な対策を解説する。
何が起きているのか——2026年4月30日の公式発表
まず、今回のアップデートの全体像を正確に把握しておこう。
アグリゲーターアカウントとは
アグリゲーター(aggregator)とは、他のユーザーやクリエイターが作成したコンテンツを収集・転載して投稿することを主な運用スタイルにしているアカウントを指す。
わかりやすい例でいえば、人気のリール動画を自分のアカウントに再投稿する「まとめ系アカウント」、他のクリエイターのカルーセル投稿をスクショして再投稿する「キュレーション系アカウント」、ネット上の情報をまとめ直しただけの「情報まとめ系アカウント」など。
こうしたアカウントは、これまでは人気コンテンツを転載するだけで比較的簡単にリーチを獲得できていた。しかし、今回の変更でその手法は完全に通用しなくなった。
何が変わったのか
これまでもリール動画に関してはアグリゲーター制限が存在していたが、今回のアップデートでその対象がフィード投稿(写真)とカルーセル投稿にまで拡大された。つまり、Instagramのすべてのコンテンツ形式が対象になった。
具体的には以下の仕組みだ。
Instagramのアルゴリズムは、各アカウントの直近30日間の投稿内容を分析する。個々の投稿単位ではなく、「アカウント全体」として判定される点が重要だ。
その30日間の投稿のうち、大半が自分で作成したものではないコンテンツ(他人の投稿の転載、リポスト、スクショ、未加工のリシェア)であった場合、そのアカウントは「アグリゲーター」として分類される。
具体的な基準としては、過去30日間で10回以上、他人のコンテンツを未加工のまま共有しているアカウントが対象になるとされている。
アグリゲーターに分類されたアカウントは、Instagramの「おすすめ」機能から完全に除外される。発見タブ(虫眼鏡)、リールフィード、フィードのおすすめ投稿、すべての面から非表示になる。
ここで重要なのは、投稿が削除されるわけではないということだ。既存のフォロワーには通常通り表示される。しかし、フォロワー外へのリーチ、つまり新規ユーザーに発見される機会がゼロになる。これは成長エンジンが止まることを意味する。
数字で見るインパクト
海外の調査によると、アグリゲーターアカウントのリーチは60〜80%減少したと報告されている。一方で、オリジナルコンテンツを投稿しているクリエイターのリーチは40〜60%増加している。
つまり、アグリゲーターから奪われた「おすすめ枠」が、オリジナルクリエイターに再配分されている構図だ。パイの総量は変わっていないが、配分が劇的に変わった。
自分のアカウントは大丈夫?——判定の確認方法
「うちは転載アカウントじゃないから大丈夫」と思っている人も、一度確認しておいたほうがいい。意外と多くのアカウントが、知らないうちにアグリゲーター判定のグレーゾーンに入っている。
アカウントステータスで確認する
Instagramの設定画面から「アカウントのステータス」を確認できる。ここに「おすすめに表示されない理由」が表示されていれば、何らかの制限がかかっている可能性がある。
確認手順は以下の通り。
プロフィール画面右上のメニュー → 「設定とプライバシー」 → 「アカウントのステータス」を開く。ここに「おすすめに関するガイドライン」の項目があり、アカウントがおすすめ対象外になっていないかを確認できる。
もし制限がかかっていた場合、異議申し立て(アピール)を行うこともできる。ただし、実際にアグリゲーター運用をしていた場合は、運用方法を根本的に変えない限り解除は難しい。
グレーゾーンに該当する運用パターン
明確な「転載アカウント」でなくても、以下のパターンはアグリゲーター判定のリスクがある。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)のリポストが多いアカウント。 フォロワーの投稿をリポストして紹介する運用は人気だが、それが投稿全体の大半を占めていると、アグリゲーターと判定される可能性がある。UGCリポストは全投稿の30%以下に抑えるのが安全ラインだ。
他メディアからの情報をまとめただけの投稿。 ニュースサイトやブログの内容をそのまま要約してカルーセルにしているケース。これは「自分で作成したコンテンツ」とは見なされない可能性が高い。
他プラットフォームからの流用。 TikTokで作った動画をそのままリールに投稿する、Xのスクショを貼るなど。他プラットフォームのウォーターマークが入っていると、Instagramのアルゴリズムは非オリジナルと判定しやすい。
テンプレートの使い回し。 Canvaの人気テンプレートをそのまま使い続けていると、他のアカウントと同一のデザインが多数存在することになり、オリジナリティの評価が下がる可能性がある。AI画像生成でオリジナルデザインを作る方法を検討してみるのもひとつの手だ。
企業アカウントが受ける影響
「うちは企業アカウントだから関係ない」——そう思っている担当者は要注意だ。
企業アカウントの運用でも、以下のパターンに心当たりがあれば、今回のアップデートの影響を受ける可能性がある。
パターン1:インフルエンサー投稿のリポスト中心の運用
自社商品を使ったインフルエンサーの投稿をリポストして、自社アカウントのフィードを埋めている企業は多い。これ自体は悪いことではないが、投稿のほとんどがリポストだとアグリゲーター判定のリスクがある。
対策としては、リポストを投稿全体の3割以下に抑え、残りの7割はオリジナルコンテンツで埋めること。リポストする際も、Instagramの公式リポスト機能(リシェア)を使うか、コラボ投稿機能を活用して、元のクリエイターにクレジットが明確に帰属するようにする。
パターン2:情報まとめ系のカルーセル投稿
「〇〇の選び方5選」「△△のメリットまとめ」のような情報まとめ系カルーセルは、Instagram運用の定番フォーマットだ。しかし、その内容が他のサイトやアカウントの情報を並べ直しただけの場合、今回のアップデートで評価が下がる可能性がある。
ここでのポイントは「自社独自の体験や知見が含まれているかどうか」だ。自社のデータ、自社の顧客の声、自社の実験結果など、他のアカウントには出せないオリジナルの要素が入っていれば、「まとめ」であってもオリジナルコンテンツとして評価される。
パターン3:プレスリリースや公式情報の転載
業界ニュースや公式発表をそのまま転載しているアカウント。これもアグリゲーター判定のリスクがある。「速報」として価値はあるが、それだけではオリジナルコンテンツとは見なされない。
対策は、ニュースに対する自社独自の見解やコメント、自社への影響分析を加えること。「〇〇が発表されました」で終わるのではなく、「これが自社にとって何を意味するのか」まで踏み込むことで、オリジナリティが生まれる。
アグリゲーター判定を回避する7つの対策
ここからが本題だ。アグリゲーター判定を回避し、オリジナルコンテンツでリーチを伸ばすための具体的な対策を7つ紹介する。
対策1:オリジナル比率を7割以上に保つ
最もシンプルかつ確実な対策。直近30日間の投稿のうち、7割以上を自社で制作したオリジナルコンテンツにする。
「オリジナルコンテンツ」の定義は、自分で撮影した写真・動画、自分でデザインしたグラフィック、自分の経験や知見に基づく情報発信、既存コンテンツに独自の解説・コメント・編集を加えたもの、が含まれる。
モッセーリ氏自身が言及しているが、ミームクリエイターが元の素材にユーモア、社会的コメント、文化的文脈、独自のテキスト、クリエイティブな編集、ナレーションを加えた場合は「オリジナル」と見なされる。つまり、素材そのものが他人のものであっても、「意味のある変換(meaningful transformation)」が加えられていればOKだ。
対策2:自社独自のデータや体験を投稿に織り込む
これが今回のアップデートに対する最も強力な対策だと考えている。
なぜなら、自社のデータや体験は、他のアカウントには絶対に真似できないからだ。アルゴリズムがオリジナリティを判定する上で、これ以上確実な材料はない。
たとえば、「今月のインスタ運用レポート」として、自社アカウントのリーチ数やエンゲージメント率の推移をグラフで共有する。「先月A/Bテストした結果、〇〇のほうが保存率が2倍高かった」という実験結果を投稿する。「弊社のお客様からこんな声をいただきました」というリアルな声を紹介する。
こうしたデータドリブンな投稿は、他のアカウントが転載しようとしても「これは〇〇社のデータだ」とすぐにわかる。オリジナリティの証明として最も強い。
ただし、そのためにはまず自社アカウントのデータを正確に把握している必要がある。インスタのインサイトだけでは限界があることは、多くの運用担当者が実感していることだろう。後半で詳しく触れるが、データを効率的に収集・分析できるツールの活用が、このアプローチの土台になる。
対策3:コラボ投稿機能を活用する
他のアカウントのコンテンツを紹介したい場合は、リポストではなくInstagramの「コラボ投稿」機能を使う。コラボ投稿は、両アカウントの共同制作コンテンツとして扱われるため、アグリゲーター判定のリスクが大幅に下がる。
クリエイターやインフルエンサーの投稿を自社アカウントでも紹介したい場合は、あらかじめコラボ投稿として制作してもらうよう依頼するのがベストプラクティスだ。
対策4:リポストには公式機能を使い、付加価値を加える
どうしてもリポストしたい場合は、Instagramの公式リポスト(リシェア)機能を使うこと。スクリーンショットを撮って再投稿するのではなく、公式機能を通じてクレジットが明確に元のクリエイターに帰属するようにする。
さらに、リポストする際にはキャプションで自社独自のコメントや見解を必ず加える。「すごい投稿を見つけました!」だけでは付加価値がない。「この投稿で紹介されている〇〇、実は弊社でも試してみたのですが……」のように、自社の体験を交えるとオリジナリティが生まれる。
対策5:「まとめ投稿」には独自の視点を入れる
情報まとめ系のカルーセルは、2026年のInstagramでも依然として人気のフォーマットだ。ただし、ネット上の情報を並べ直しただけの「まとめ」はアグリゲーター判定のリスクがある。
回避策は明確だ。まとめの中に、自社でしか出せない情報を1つ以上入れること。
「コーヒーの淹れ方5選」というまとめを作るなら、そのうち1つは「弊社スタッフが3ヶ月間試した結果、この方法がベスト」という実体験ベースの情報を入れる。それだけで、単なる情報のまとめから「オリジナルコンテンツ」に格上げされる。
対策6:他プラットフォームのウォーターマークを除去する
TikTokで作った動画をリールに転用する場合、TikTokのウォーターマーク(ロゴ)が残ったままだとリーチが制限される。これは以前から知られていたが、今回のアップデートでさらに厳しくなった。
対策は、動画をTikTokからダウンロードする際にウォーターマークなしのバージョンを使うか、最初からInstagramの公式動画編集アプリ「Edits」で制作すること。プラットフォームごとに専用コンテンツを制作するのが理想だが、リソースの制約がある場合は最低限ウォーターマークの除去だけは行おう。
対策7:投稿の「オリジナリティスコア」を意識した運用設計
今回のアップデートの本質は、「個々の投稿」ではなく「アカウント全体」で判定されるという点だ。1本のリポストが問題になるのではなく、30日間の投稿全体の傾向が評価される。
つまり、月単位でのコンテンツ計画が重要になる。月に12本投稿するなら、そのうち9本以上はオリジナルコンテンツにする。リポストやUGC紹介は3本以下に抑える。このバランスを意識して月間のコンテンツカレンダーを設計しよう。
インスタの投稿頻度の正解と合わせて、量とオリジナリティのバランスを取ることが、2026年のInstagram運用における最も重要な戦略判断になる。
「オリジナルコンテンツ」の3つの評価シグナル
Instagramがコンテンツのオリジナリティを判定する際、主に3つのシグナルを使っていると考えられている。
1. オーディオ信号
動画やリールの音声がオリジナルかどうか。既存の音源をそのまま使っている場合と、自分で録音したナレーションや独自の音声を加えている場合では、評価が異なる。
ただし、既存の音源に新しいナレーションを追加したり、リミックスしている場合は「編集が加えられた」と見なされ、コンテンツの置き換え(元のクリエイターへのリダイレクト)は行われない。
2. ビジュアル信号
画像や動画のビジュアルがオリジナルかどうか。スクリーンショットの転載や、フィルターをかけただけの再投稿は非オリジナルと判定されやすい。
自分で撮影した写真、自分でデザインしたグラフィック、独自のテキストオーバーレイを加えた画像などは、オリジナルと判定される。
3. コンテキスト信号
キャプションや投稿の文脈がオリジナルかどうか。元のクリエイターのキャプションをそのままコピーしている場合と、自分の言葉で独自の解説を加えている場合では、評価が大きく異なる。
保存される投稿の作り方でも触れたが、キャプションに自社ならではの視点や体験を盛り込むことは、保存率を上げるだけでなく、オリジナリティの評価を上げるうえでも効果的だ。
データドリブンな運用が最大の防御策——Sloooothの活用
ここまで読んで、ひとつ気づいたことがあるだろう。
今回のアップデートで求められている「オリジナルコンテンツ」の中で、最も強力なのは「自社独自のデータを使った投稿」だということだ。
「弊社のアカウントで先月テストした結果」「フォロワー属性から見えた傾向」「投稿ごとのパフォーマンス比較データ」——こうした数値ベースの投稿は、他のアカウントには絶対に出せない完全なオリジナルコンテンツだ。アグリゲーター判定を受ける可能性はゼロに等しい。
しかし、このアプローチには前提条件がある。自社アカウントのデータを、投稿に使えるレベルで正確に把握していなければならない。
Instagram公式のインサイト機能だけでは、このデータ活用は難しい。過去データの長期保存ができない、PCからのアクセスが限定的、レポート出力ができないなど、インスタ公式インサイトの限界はこれまでも指摘してきた通りだ。
ここでInstagram専門の分析ツール「Slooooth(すろ〜す)」が力を発揮する。
Sloooothがアグリゲーター対策に効く理由
投稿ごとのパフォーマンスデータを一覧で管理。 どの投稿がどれだけのリーチ、エンゲージメント、保存数を獲得したかが一目でわかる。このデータそのものが、次の投稿に使えるオリジナルコンテンツの素材になる。「先月のデータでは、〇〇系の投稿が保存率4.8%で最も高かった」——これだけで1本のカルーセル投稿が作れる。
AIが「なぜ伸びたのか」を解説。 数字を並べるだけでなく、SloooothのAI分析機能が投稿パフォーマンスの要因を具体的に解説してくれる。「この投稿が伸びたのは、冒頭のフックが効いている」「投稿時間がフォロワーのアクティブ時間とズレていた可能性がある」といったインサイトが自動で生成される。このAIの分析結果を投稿に転用すれば、それ自体が価値あるオリジナルコンテンツになる。
競合アカウントとの比較データ。 競合のエンゲージメント率やフォロワー増減と自社データを横並びで比較できる。「競合A社と比較して、弊社は〇〇の指標で上回っている」という比較データは、業界内で唯一無二のコンテンツになる。
過去データの長期保存で推移をグラフ化。 公式インサイトでは消えてしまう過去のデータもSloooothなら蓄積されるので、「半年間の推移」「前年同月比」といった長期トレンドを投稿のネタに使える。
ワンクリックレポートで社内共有。 50枚以上のレポートをワンクリックで出力でき、社内やクライアントへの報告もスムーズ。インスタ運用は”感覚”で改善しない——データに基づいた運用は、アグリゲーター判定の回避だけでなく、アカウント全体の成長にも直結する。
今回のアップデートは、「データを持っているアカウントが勝つ」時代の到来を意味している。自社のデータを正確に蓄積し、そのデータをオリジナルコンテンツに変換するサイクルを回せるかどうかが、今後のInstagram運用の分かれ道になるだろう。
Sloooothは現在、月額8,800円(税込)のPROプランを2週間無料でお試しいただけるキャンペーンを実施中。 アグリゲーター判定の回避と、データドリブンな運用の第一歩を踏み出したい方は、まず無料トライアルで自社データを可視化するところから始めてみてほしい。
よくある質問
Q. 過去の転載投稿を削除すれば判定は解除される?
Instagramの判定は「直近30日間の投稿」をベースにしている。過去の転載投稿を削除するよりも、今後30日間でオリジナルコンテンツの比率を上げることが重要だ。過去の投稿を大量に削除する行為は、それ自体がアルゴリズムに不自然と映る可能性もあるので、慎重に判断しよう。
Q. 公式リポスト機能を使えば制限を受けない?
公式リポスト機能(リシェア)を使えば、元のクリエイターにクレジットが明確に帰属するため、スクショ転載よりは安全だ。ただし、リポスト投稿ばかりのアカウントはやはりアグリゲーターと判定されるリスクがある。リポストは投稿全体の3割以下に抑えるべきだ。
Q. 「おすすめされない」だけで、フォロワーには表示される?
その通り。アグリゲーター判定を受けても、既存のフォロワーには通常通り投稿が表示される。ただし、発見タブ、リールフィード、おすすめ投稿など、フォロワー外のユーザーに対する露出がゼロになる。つまり、新規フォロワーの獲得が極めて難しくなる。
Q. 判定に異議申し立てはできる?
できる。「アカウントのステータス」画面から異議申し立てが可能だ。ただし、実際にアグリゲーター運用をしていた場合は、運用方法を変えない限り解除は難しい。まずは運用方針を見直し、オリジナルコンテンツの比率を上げた上で、申し立てを行うのが現実的だ。
Q. ミーム投稿はアグリゲーター判定を受ける?
モッセーリ氏は、ミームクリエイターが元の素材にユーモア、社会的コメント、文化的文脈、独自のテキスト、クリエイティブな編集、ナレーションを加えた場合は「オリジナル」と見なされると明言している。つまり、元の素材を「意味のある形で変換」していれば、ミーム投稿はオリジナルコンテンツとして扱われる。
まとめ:転載の時代は終わった
2026年4月30日のアップデートは、Instagramの歴史において転換点になるだろう。
「バズった投稿を転載するだけで伸びる」時代は完全に終わった。これからは、自分のアカウントでしか出せないオリジナルコンテンツを作れるかどうかが、リーチの伸びを左右する。
そのオリジナリティの源泉として最も強力なのが、自社独自のデータだ。自社アカウントのパフォーマンスデータ、テストの結果、顧客の声。これらは他のアカウントには絶対に出せない、完全なオリジナルコンテンツになる。
データを蓄積し、データをコンテンツに変え、そのコンテンツの効果をまたデータで検証する。このサイクルを回し続けた先に、アグリゲーター判定とは無縁の、本当に強いInstagramアカウントが生まれるはずだ。
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