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Instagram(インスタグラム)の投稿作成を進めるにあたって、もっとも注力すべきなのは「表紙」といわれています。
そこで今回は、Instagram(以下 インスタ)のフィード投稿の表紙にフォーカスし、その重要性や作成する際のポイントについてご紹介します! ぜひご覧ください。
Instagram(インスタグラム)の投稿作成で注力すべきなのは「表紙」
インスタの投稿作成において、とくに注力すべきなのは「表紙」です。なぜなら、ユーザーがプロフィールにアクセスしたときまず目に入るのは表紙であり、そのデザインや内容次第で投稿を表示するか否かを決めるからです!
「人の第一印象は3秒で決まる」といわれていますが、インスタも同じです。
仮に、表紙のデザインが乏しく興味を惹くような内容でない場合、リーチ数や保存数が増えないどころか、表示すらしてもらえません。つまり、最初の3秒でユーザーが離れる可能性があるのです!
これでは、いくらインスタ運用に励んでも満足な成果は得られません。そのため、投稿作成をするにあたってまずは表紙のクオリティにこだわることが大切です。
Instagram(インスタグラム)の投稿(表紙)のサイズは縦長がおすすめ?
インスタが出始めたころは正方形の投稿が主流でしたが、昨今は縦長の投稿を目にすることも増えました。そのため、インスタ運用を担当している方の中には「正方形と縦長、どちらのサイズで投稿したほうがいいのか?」とお悩みの方もいるかもしれません。
結論からいうと、どちらかが圧倒的に優れているということはありません。
ただし、縦長のほうがスマホの画面を占める割合が大きいため目立ちやすく、ユーザー(フォロワー)に見てもらいやすくなるといえます。また、現状まだ正方形で投稿している方が多いため、その観点でも縦長のほうが目立ちやすいと考えられるでしょう。
これらの点から、正方形で投稿しているもののいまいちエンゲージメントを得られていないという場合は、縦長に変更してみるのも一案といえます。
Instagram(インスタグラム)の投稿(表紙)を作成・デザインする際のポイント
インスタの投稿作成において表紙を一から作る際は、以下のポイントを押さえるようにしましょう。
1.【文字を入れない場合】表紙のデザインを統一する
インスタのアカウントには、そのアカウントならではの世界観があるはずです。また、企業の場合は自社のイメージカラーがあるかもしれません。
表紙を作成する際は、そうした世界観やイメージカラーを踏まえてデザインを統一することが大切です。そうすることで、パッと見たときの印象がよくなり、プロフィールに訪れたユーザーの心を掴みやすくなります!
2.【文字を入れない場合】9〜12投稿をひとつの作品と考える
投稿作成をする際、どうしてもその投稿単体でデザインを決めてしまいがちですが、プロフィールに表示される投稿はひとつではなく複数です。そのため、一つひとつの投稿にバラつきがあったり上下左右で似たような投稿が並んだりすると見栄えが悪くなり、せっかくプロフィールを訪れたユーザーが離れてしまう可能性があります。
こうした事態を避けるためにも、表紙を作成する際は「プロフィールに表示される9〜12投稿をひとつの作品と考えること」が大切です。そうすれば、アカウントに統一感が出て、ユーザーの興味を惹きやすくなるでしょう。
3.【文字を入れる場合】数字を入れる
インスタ投稿の表紙には数字を入れるのもおすすめ! なぜなら、数字があることでユーザーに投稿に関するさまざまな情報が伝わりやすくなるからです。
たとえば、「100人に聞いた!おすすめの画像編集アプリ5選」というタイトルを入れた表紙があるとします。この場合、「100人に聞いた」という数字と事実から信憑性のある投稿だとユーザーに伝えることができます。また、「5選」という数字によって情報量も届けることも可能です。
数字を入れるだけでユーザーに伝えられる情報がグッと増えるため、表紙に文字を入れる際はなるべく数字もプラスするようにしましょう。
4.【文字を入れる場合】もっとも伝えたいことを強調する
ユーザーに投稿を表示してもらうには、表紙でもっとも伝えたいことを強調することも大切です。たとえば、文字を入れた場合はその中でもとくに伝えたいところを太字にしたり大きくしたりするのがベスト。写真だけのときは、強調したい対象物が目立つ写真を使う必要があります。
そうすることで、投稿内容を理解してもらいやすくなると同時に、興味を持ったユーザーに見てもらいやすくなります!
5.【文字を入れる場合】ユーザーの興味を惹く言葉を入れる
表紙に文字を入れる際は、ユーザーの興味を惹くような言葉を入れることも大切です。具体的には「◯◯に悩む人は必見!」「頑固なカビはこれで落とす!」「3つのポイントさえ押さえておけば◯◯ができるようになる!」といった言葉が挙げられます。
ベースとなる言葉を考えた後、その言葉のフックとなるフレーズを考えるようにすると、自然とユーザーの興味を惹けるような文言になるでしょう。
6.【文字を入れる場合】あえてネガティブな言葉を入れる
ユーザーの興味を惹く言葉だけでなく、「◯◯は間違いだった!」「知らないと損!」などのネガティブな言葉を入れるのも有効です。損はしたくないという人間の心理に訴求することで、投稿を見てもらいやすくなります。
ただし、ネガティブな言葉を入れる際は煽り過ぎないよう注意が必要です。投稿を見てもらうどころか、かえってマイナスな印象を持たれる可能性があるため、十分に気をつけましょう。
7.【文字を入れる場合】色は3色以内にする
使う色を3色以内にすることも、表紙を作成する上で重要なポイントです。多くの色を使いすぎると視認性が悪くなるほか、もっとも伝えたいことがユーザーに届きづらくなります。そのため、使う色は3色までと決め、かつ全体的なバランスが整うように色を選ぶようにしましょう。
8.【文字を入れない・入れる場合】余白を作る
正方形でも縦長でも、サイズいっぱいに文字を入れたりデザインを施したりすると見づらくなる上に、何を伝えたいのかわからない投稿になってしまいます。
「なるべく多くの情報を入れたい」「目につくデザインにしたい」という気持ちもわかりますが、度が過ぎると逆効果になってしまうため、表紙を作成する際は余白を作ることも意識しましょう。
内容別にご紹介!Instagram(インスタグラム)の投稿(表紙)におすすめのキャッチコピー
インスタ投稿の表紙に文字を入れる際は、内容に沿ったキャッチコピーをつけるのがおすすめです。以下で、投稿内容別におすすめのキャッチコピーをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
親近感:「もう悩まない!」「初心者にもできる!」
「投稿を見たユーザーに親近感を抱いてほしい」という場合は、その投稿を見てほしいユーザー、つまりターゲットに合ったキャッチコピーをつけるのが効果的です。たとえば、初心者向けの情報をまとめた投稿であれば「初心者にもできる!」「◯◯初心者は必見!」などをつけるとよいでしょう。
「これは自分が見るべき投稿だ」と思ってもらえるようなキャッチコピーをつけることで、ユーザーが親近感を抱く可能性が高まるため、いいね!や保存をしてもらいやすくなります。
問題提起:「原因は◯◯かも?」「◯◯はNG!」
問題提起のコンテンツを投稿する場合は、表紙にその問題を取り上げたキャッチコピーをつけるとよいでしょう。「原因は◯◯かも?」「◯◯はNG!」「◯◯はもう時代遅れ?!」などのキャッチコピーをつけることで、その問題に悩む人・問題を解決したい人に投稿を見てもらいやすくなります。
提案:「意外と知らない」「〜がおすすめ!」
投稿を通して何か提案する場合は、ユーザーに「この投稿には有益な情報がある」と思ってもらえるようなキャッチコピーをつけるのがおすすめです。具体的には「意外と知らない」「〜がおすすめ!」「これ知ってる?」などが挙げられます。
たとえば、「これ知ってる?」を表紙に入れた場合は、その情報を知らなかったユーザーが投稿を見る可能性が高まります。ユーザーにとってその情報が有益だった場合は、ほかの投稿も見てもらえたりフォローしてくれたりする可能性があるため、エンゲージメントの向上が期待できるでしょう。
ターゲティング:「◯◯な人必見!」「〜する際のポイント」
投稿を届けたいターゲットが明確な場合は、上述した親近感と同じく、ターゲットに合ったキャッチコピーをつけるのがおすすめです。そうすることで、ターゲットに「これはわたしに向けた投稿だ」と思ってもらいやすくなるため、閲覧数やエンゲージメントの向上が期待できます。
具体的には、「◯◯な人必見!」「〜する際のポイントが知りたいあなたへ」などのキャッチコピーをつけるとよいでしょう。
Instagram(インスタグラム)の投稿(表紙)のNG例
インスタ投稿の表紙にはNGなパターンもあります。
ユーザーのニーズに合った情報がない
まず、ユーザーのニーズに合った情報がない表紙はNG! なぜなら、「自分が求めている情報はこの投稿にはない」と判断され見られない可能性があるからです。
たとえば、飲食店を紹介する投稿の表紙には「お店がある場所(◯◯市など)」を入れるのがおすすめです。飲食店を探す際、場所を重視して選ぶユーザーは少なくないため、表紙で提示することでニーズを満たすことができます。
文字の視認性が低い
表紙に文字を入れる際は、その視認性を高めることも大切です。たとえば、背景の色と文字の色が同系色だったり、文字が小さ過ぎたり、文字が多過ぎたりするのはNG! 視認性が低くなり、ユーザーの目に留まらない可能性があります。
そのため、表紙の文字は視認性を意識して入れるよう心がけましょう。
デザインに統一感がない
「メインの文字はゴシック体なのにそれ以外は明朝体」など、デザインに統一感がない表紙もNGです。表紙の見栄えが悪いと、ユーザーの目に留まらず投稿を見てもらえない可能性があります。
そのため、細部にまでこだわる必要はないものの、パッと見たときに好印象を抱くようなデザインにしましょう。
Instagram(インスタグラム)の投稿(表紙)を作成・デザインする際は画像編集アプリを使おう
表紙をはじめとするインスタの投稿作成には、画像編集アプリを活用するのがおすすめです。
とはいっても、画像編集アプリの種類は数多く「どれを使えばいいの?」と悩むこともあるかもしれません。
そこで以下で、おすすめの画像編集アプリを2つご紹介します。
GoDaddy Studio(OVER)
なかなか決まらず困っている場合は、「GoDaddy Studio(OVER)」を使うことをおすすめします。
GoDaddy Studio(OVER)は、洗練されたデザインの画像を手軽に作れる画像編集アプリです。おしゃれなテンプレートがそろっているため、投稿作成に慣れていない方も使いやすくなっています。色を変えたり写真や文字を追加したりとアレンジもできるため、オリジナリティある投稿に仕上げることが可能です!
GoDaddy Studio(OVER)については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。
Instagram(インスタグラム)の投稿作成に便利!画像編集アプリ「GoDaddy Studio(OVER)」
Promeo
Promeoは、デザイン性に優れた画像・動画を作成できる画像編集アプリです。洗練された使い勝手のよいテンプレートがたくさん用意されているため、表紙をはじめとする投稿作成にぴったりです!
ステッカーやフィルターをはじめとする画像編集のツールも多数用意されていますし、文字を追加したりBGMをつけたりすることもできるため、インパクトのある投稿に仕上げられます。
Promeoについては以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。
Instagram(インスタグラム)の投稿作成に便利な無料アプリ「Promeo(プロメオ)」の使い方
ユーザーの興味を惹く投稿(表紙)を作成しよう
フィード投稿の表紙には、ユーザーの興味を惹けるか否かを左右する重要な役割があります。そのため、インスタ運用に注力するなら、今回ご紹介したポイントを踏まえて作成することをおすすめします。どれも初心者の方でも取り入れやすいポイントなので、ぜひ参考にしてみてください!
なお、上質で効果的な表紙を作成し投稿すればそれで終わりではありません。投稿後のユーザーの反応を確認してPDCAを回すことで、よりよいインスタ運用が行えるようになります。そのため、投稿作成にこだわると同時に、アカウントの分析にも注力することが大切です!
アカウントの分析なら、インスタ専門運用システム「Slooooth」の利用がおすすめです。
アカウントや投稿に関するさまざまなデータを、自ら検証することなく簡単に確認できます。また、過去のデータを保有し続けるので、アカウント・投稿の状況を去年のデータと比較しながら分析することも可能です。この機会に、ぜひ活用してみてください。