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Instagram(インスタグラム)運用では、どうしても「どのような投稿をするか」に注力しがちですが、それと同じくらいプロフィールを適切に整えることも重要です!
そこで今回は、インスタ(以下 インスタ)のプロフィールにこだわる重要性、そしてプロフィールを構成する項目別のポイント、より魅力的なプロフィールにする方法についてご紹介します。企業のインスタ運用担当の方は、ぜひ参考にしてみてください。
企業こそInstagram(インスタグラム)のプロフィールにこだわるべき!
インスタのプロフィールは、インスタ運用においてこだわるべき箇所のひとつです。その理由には、ユーザーがアカウントをフォローする手順が関係しています。
<ユーザーがアカウントをフォローする手順>
1.タイムラインや検索タブで投稿を見る
2.プロフィールを表示する
3.プロフィールやほかの投稿を見て興味を持ったらフォローする
このように、ユーザーの多くはプロフィールを表示し、その内容やほかの投稿を見てフォローするか否かを判断します。これは「プロフィールや投稿がよくなければフォローしてもらえない」ということです。そのため、投稿はもちろん、プロフィールにもこだわることが重要なのです!
Instagram(インスタグラム)のプロフィールを構成する項目別のポイント
インスタのプロフィールは、主に名前とアイコン、ラベル、Webサイト、自己紹介文、ボタンの6つの項目で構成されています。それぞれに設定する際のポイントがあるので、あらかじめ押さえておくと安心です。
名前
名前とはその名のとおり、アカウントの名前のことです。一般的には企業名をそのまま使用することが多いですが、商品やサービスの名前など、ユーザーに覚えてほしいものがあればそれを使用しても問題ありません。また、公式アカウントであることを伝えてユーザーに安心してもらえるよう、ユーザーネームに「公式」を付けるのもよいでしょう。
なお、ユーザーネームは必要に応じて変更することができますが、その回数には制限があり「14日間に2回まで」となっています。そのため、変更は慎重に行いましょう。
アイコン
アイコンとは、プロフィール写真のことです。プロフィールだけでなく、フィード投稿とストーリーズの左上にも常に表示されるため、一目で「あの企業だ」とわかるような写真を選びましょう。たとえば、企業のロゴやブランドまたは商品のマークなどがおすすめです。
もし「自社の認知度がまだまだ低く、企業のロゴはふさわしくないかもしれない」という場合は、どのような写真ならターゲットユーザーの興味・関心を惹けるかを考慮して選ぶとよいでしょう。
ラベル
ラベルとは、名前の下に表示されるビジネスカテゴリのことです。プロフィール編集画面の「カテゴリ」から、自社にもっとも適したものを選びましょう。
もし自社に適したものがない場合は非表示にすることもできるので、必要に応じて設定を変更してください。
Webサイト
Webサイトとは、プロフィールに掲載できるURLのことです。プロフィールを訪れたユーザーをそのままWebサイトへと誘導できるため、一般的には企業の公式ホームページやECサイト、サービスの申し込みページなどを掲載することが多くなっています。いつでも変更できるため、キャンペーンやプロモーションにあわせてURLを変えるのもよいでしょう。
自己紹介文
自己紹介文とは、「どのような企業が運営するどのようなアカウントか」を説明する文章のことです。150文字と制限があるため、伝えたい情報を簡潔にまとめる必要があります。
自己紹介文が長くなると、スマートフォンで見たときに「続きを読む」というボタンが表示されます。つまり、後半部分が隠れてしまうのです。そのため、最初のほうでどのような企業なのか、どのような情報を発信しているのかを伝えるようにしましょう。
このほか、カフェやレストラン、アパレルショップなどの場合は、営業時間や休日などを明記するのもよいでしょう。ユーザーが実店舗へと足を運びやすくなります。
ボタン
ボタンとは、プロフィールに設置できるアクションまたは連絡ボタンのことです。
アクションボタンにはたとえば「食べ物を注文」「席を予約する」などがあり、インスタが連携しているグルメ予約サイトに登録することで使えるようになります。連絡ボタンには「問い合わせる」「電話する」「メールする」などがあり、住所やメールアドレス、電話番号をプロフィールに登録することで、ユーザーがお問い合わせしやすい環境を整えることができます。
より魅力的なプロフィールにするには?押さえておきたいポイント
より魅力的なプロフィールにするには、上述した項目を適切に設定するのはもちろん、以下でご紹介するポイントも押さえておくことが大切です。
認証バッジを獲得する
インスタの認証バッジは、そのアカウントが著名人や有名人本人であること、または実際のブランド・企業であることを証明するものです。このバッジがあることで安心感を抱くユーザーもいるため、積極的に申請することをおすすめします。
申請方法はとても簡単で、設定から「アカウント」をタップし、「認証のリクエスト」を開くと申請入力フォームの画面になります。審査の結果は申請後30日以内に「アクティビティ」に届きます。
ストーリーズのハイライトを活用する
ストーリーズをハイライトとして残すのも効果的です。本来なら24時間で消えてしまうストーリーズをハイライトに残せば、ユーザーがいつでも好きなタイミングで確認できるようになるため、より深く自社やブランド、アカウントについて理解を深めてもらえます。
また、プロフィール上で確認できる情報が多いと、その分ユーザーが得られる情報も多くなるため、よりフォローされやすくなるでしょう。
プロフィール下の「お気に入りの投稿」にもこだわろう
インスタには、プロフィールのトップにお気に入りの投稿を固定できる機能があります。随分前にアップした投稿もトップに表示できるため、たとえば過去にアップした投稿の中に「自社の魅力やアカウントの特徴が伝わる投稿」があれば、それをトップに固定することも可能です。
また、ターゲットユーザーの興味を惹くような投稿をトップに固定すれば、プロフィールを訪れたユーザーをファン化しやすくなるでしょう。
トップに固定できるお気に入りの投稿までがプロフィールだと考えると、使わない手はありません! 積極的に活用してみてくださいね。
Instagram(インスタグラム)のプロフィールは自社の魅力が伝わる内容に!
Instagram(インスタグラム)を利用するユーザーの多くは、プロフィールの内容やほかの投稿を見てフォローするか否かを判断します。そのため、プロフィールにもこだわることが大切です。
名前、アイコン、ラベル、Webサイト、自己紹介文、ボタン、それぞれの項目を適切に設定し、自社の魅力が伝わるプロフィールに仕上げましょう。