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Instagram(インスタグラム)は、月間アクティブユーザー10億人以上の人気SNSであり、日本国内だけでも3,300万人のユーザーが利用しています。実際に多くの企業がこのプラットフォームをマーケティングに活用していますが、中には「広告を出して今以上に認知度を高めたい」と考えている運用担当の方もいるでしょう。
そこで今回は、Instagram(以下 インスタ)広告の種類、費用、出し方、効果的な出稿方法について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
主に5種類!Instagram(インスタグラム)広告の種類
インスタ広告には、主に以下の5つがあります。
・フィード広告
・ストーリーズ広告
・リール広告
・コレクション広告
・発見タブ広告
フィード広告
フィード投稿が表示される画面に出す広告です。画像・動画の両方に対応している上に、どちらもテキストを追加できるため、ユーザーに届けたい内容を訴求しやすいのが特徴です。
また、フルスクリーンで表示されるためインパクトがあり、訴求力が高くのも魅力といえます。
ストーリーズ広告
ストーリーズが表示される画面に、画像または15秒以内の動画を広告として出します。通常のストーリーズと同じ流れで表示されるため自然な上に、フルスクリーンで表示されるのが特徴です。
リール広告
リールが表示される画面に動画で出す広告です。通常のリールの合間に表示され、いいねやコメント、シェア、保存も可能なため、流れでリアクションを得られる可能性も十分にあります。
コレクション広告
メイン画像と複数の小さなブロック画像で構成する広告です。メイン画像が大きく表示され、その下に小さなブロック画像が横並びで表示されます。
一言でいうならカタログのようなもので、ユーザーがタップすると設定したリンク先に飛ぶ仕組みです。
発見タブ広告
アプリ上の検索画面に表示される広告です。すでに似たジャンルに興味があるユーザーにピンポイントで広告を出せるため、訴求力は高いといえるでしょう。
Instagram(インスタグラム)広告の費用と課金方法
インスタ広告を出すにはお金がかかります。そのため、「出稿費用の相場はどのくらい?」と気になっている運用担当の方もいるでしょう。
インスタ広告の最低入稿単価は、1日あたり100円。言い換えれば、最安100円で広告を出せるということです。しかし、これでは広告の効果を十分に得られない可能性があるため、1日あたり1,000〜3,000円をひとつの目安にすることをおすすめします。
なお、月額の費用でいうと相場は3〜10万円といわれています。
課金方法は、ユーザーが広告をタップするたびに費用が発生する「クリック課金」や広告の表示回数に伴い費用が発生する「インプレッション課金」、広告からアプリがインストールされたら費用が発生する「アプリインストール課金」などさまざまです。
出稿費用も課金方法も選択肢が豊富なので、目的に応じた費用設定を行うことを心がけましょう。そうすることで、無駄なコストを削減できます。
Instagram(インスタグラム)に広告を出す方法
インスタ広告は、パソコンとスマホ、どちらからでも出稿できます。
パソコンでの出稿方法
はじめに、Facebookアカウントを作成し、それをインスタのアカウントと連携します。
その後、Facebookの「広告マネージャー」を利用して、広告を出稿する目的や広告名、ゴール詳細、ターゲット、配置、予算、期間などを設定します。
ターゲットに関しては地域や年齢、性別、関心・興味などをもとに詳細に設定することが可能です。
予算に関しては、「1日の予算」と「通算予算」の2通りで設定することができます。
掲載期間に関しては、開始日と終了日を設定できるのはもちろん、期間を設けず継続して広告を出稿する設定にすることも可能です。
詳細な設定を終えたら、最後に広告クリエイティブの設定を行います。
具体的には、どのアカウントから広告を出稿するか、どの形式で広告を出すかを決めると同時に、見出し・テキストを設定します。
ここまでの設定を終えたら最後に広告のプレビューを確認し、問題なければ「注文確認」をクリックして完了です。審査で承認されたら広告が配信されます。
広告配信後も効果測定をしながら、こまめに設定の見直しやブラッシュアップを行いましょう。
スマホでの出稿方法
まずはビジネスアカウントを開設します。すでにアカウントを持っている場合は、ビジネスアカウントへ切り替えましょう。
スマホの場合、パソコンとは異なり、既存の投稿を広告として出します。そのため、ビジネスアカウントにしたら広告にしたい投稿を選びましょう。これまでの投稿の中でもとくにユーザーの反応がよかったコンテンツを選ぶのが効果的です。
その後、目標やターゲット、予算、掲載期間を設定し支払方法を追加して、右下の「今すぐ宣伝」をタップして完了です。審査で承認されたら広告が配信されます。
簡単な操作で広告を出せますが、パソコンに比べて設定の詳細調整が限られるため、細かいターゲティングが必要な場合はパソコンからの出稿がおすすめです。
なお、スマホで広告を出す方法やメリットについては以下の記事でもご紹介しています。あわせてご覧ください!
Instagram(インスタグラム)の「投稿の宣伝」とは?使用手順・メリット・効果を高める方法について
Instagram(インスタグラム)広告で成功するための出稿ポイント
インスタ広告を効果的に運用するためには、以下の出稿ポイントを押さえることが重要です。
広告出稿のゴールを明確にする
第一に、広告出稿のゴールを明確に設定することが重要です。
たとえば「3か月でサイトのアクセス数を2倍にする」「3か月でECサイトの売上を2枚にする」といった具体的なゴールを持つことで、戦略的な広告運用がしやすくなります。
クリエイティブを最適化する
魅力的な写真や動画でクリエイティブの質を高めることも大切なポイントです。ユーザーはインスタ上でさまざまなクリエイティブを目にするため、その中でも目が留まるような、興味を惹けるような仕上がりを心がけましょう。
また、インスタの推奨サイズに合わせて画像や動画を調整することも忘れてはいけません。大きすぎたり小さすぎたりすると見栄えが悪くなるため、十分に注意しましょう。
運用代行を活用する
インスタ運用代行サービスを活用した場合、プロによる広告運用が可能になります。プロならではのノウハウを活かしながら迅速に成果を出せるため、「コア業務が忙しくなかなかインスタ運用に時間を割けられない」という企業にはとくにおすすめです。
分析ツールを活用する
広告は一度出したら終わりではありません。効果検証を行い、都度ブラッシュアップする必要があります。そのため、分析ツールは積極的に活用することが重要です。
具体的には、広告を通してプロフィールへのアクセス数やほかの投稿のエンゲージメント、外部サイトへのアクセス数にどのような変化があったのかを確認します。これにより、広告出稿の目的に沿った運用ができているか、ゴールに向かって順調に進められているかなどを把握でき、より効果的な広告出稿・運用が可能になります。
分析ツールと一言でいってもその種類はさまざまですが、中でもとくにおすすめなのは、分析からレポート作成、予約投稿までに対応したインスタ専門運用ツール「Slooooth」です!
アカウントや投稿に関する細かなデータをサッと確認できる上に、過去のデータを保有し続けるので比較しながら分析することも可能です。この機会にぜひ試してみてください。
Instagram(インスタグラム)広告を出してみよう
Instagram(インスタグラム)広告は、企業のマーケティングにおいて重要なツールとなっています。ターゲットや目的に合った広告を出すことで、効果的なプロモーションが実現できるでしょう。また、広告運用後も分析ツールを活用しながら定期的に見直し・改善を行うことで、さらなる成果が期待できます。この機会にぜひインスタ広告を活用してみてください。