
目次
SNS運用において、コンテンツの制作を効率的に進めると同時に、計画的かつ安定的な運用を実現するためには、「コンテンツカレンダー」の作成・活用が必須です!
そこで今回は、コンテンツカレンダーの概要や導入するメリット、一般的な作り方、活用時のコツをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
SNS運用に役立つ!コンテンツカレンダーとは
コンテンツカレンダーとは、コンテンツの投稿日時や内容、添付する画像・動画などを一括管理するためのカレンダーです。担当者はもちろん、ほかの部署の人たちなど、複数人とコンテンツ制作を進行していく場合に役立てられます。SNS運用はもちろん、Webメディア運用でも活用可能です。
効率的な運用を実現!コンテンツカレンダーを作成・活用するメリット
コンテンツカレンダーを作成・活用することには、以下のメリットがあります。
運用戦略を立てやすくなる
コンテンツカレンダーを作成した場合、SNSなら「どういうコンテンツをいつ投稿するか」などと、具体的なタスク・活動を落とし込みやすくなるため、運用戦略が立てやすくなります。
たとえば、自社のキャンペーンやイベントに合わせてコンテンツを考案したり、クリスマスやお正月、バレンタインなどの季節性のイベントに合ったコンテンツを事前に計画することが可能です。
計画的に運用できるようになる
コンテンツカレンダーがあると「いつどのようなコンテンツを投稿するか」という全体的なビジョンが明確になるため、計画的な運用が可能になります。投稿漏れなどのミスも減るでしょう。
担当者・部門と連携をとりやすくなる
コンテンツカレンダーは、いわばSNSやWebメディアの運用の指針です。これを見れば「何をいつ投稿するのか」「今後どのような投稿が控えているのか」などがわかるため、担当者・部門と連携をとりやすくなります。担当者・部門間での誤解や混乱を避けることにもつながるので、トラブルも未然に防げるでしょう。
炎上を防ぎやすくなる
コンテンツカレンダーに今後投稿するコンテンツを記入しておけば、各担当者が事前に内容を確認できるため、多様な価値観から不適切な内容ではないか審査することが可能です。これにより、ターゲットユーザーとのミスマッチや炎上のリスクを下げられます。
全部で3ステップ!コンテンツカレンダーの一般的な作り方

コンテンツカレンダーは、一般的に以下の3ステップで作成します。
1.社内のマーケティング情報を整理する
はじめに社内のマーケティング情報を洗い出します。具体的には、商品・サービスの発売やプレスリリースの配信、講座・セミナーの開催、イベントの実施などを整理します。
このようなマーケティング情報が明確になれば、それをもとにコンテンツを制作できるため、効果的なマーケティングが実現できるでしょう。
2.社外の(社会的な)イベントを整理する
次に、社外の(社会的な)イベントを整理します。ハロウィンやクリスマス、お正月、バレンタインなどの季節性のイベントだけでなく、オリンピックをはじめとする国際的なイベント、選挙をはじめとする社会的なイベント、そして祝祭日にも目を向けて整理するのがポイントです。
これらのイベントはSNS上でトレンドになることが多いため、関連コンテンツを投稿することでリーチが広がる可能性があります。
3.何をいつ投稿するか、スケジュールを決める
社内・社外のイベントを整理できたら、いつどのようなコンテンツを投稿するかスケジュールを決めます。このとき、社内イベント関連のコンテンツは「赤」、社外イベント関連のコンテンツは「青」などと、テーマ別に色分けするとバランスを確認しやすくなります。
スケジュールが決まったらコンテンツの内容を詰めて、各担当者でチェックしていきます。問題なければスケジュールどおりに投稿しましょう。
ぜひ押さえておいて!コンテンツカレンダーを効果的に活用するコツ
コンテンツカレンダーを効果的に活用するには、以下のコツを押さえておくことが重要です。
週または月の投稿本数を決める
第一に、週または月に何本投稿するかを事前に決めておきましょう。同じ頻度で投稿することで、週ごと・月ごとの効果が見えやすくなり、前週・前月との比較もしやすくなります。
また、あらかじめ投稿本数が決まっていると担当者同士でタスクを振り分けやすくなるため、計画的かつ安定的な運用が可能になるでしょう。
優先度が高いコンテンツの投稿日時から決める
コンテンツカレンダーを作成する際は、優先度が高いコンテンツの投稿日時から決めるのがおすすめです。
たとえば、新商品を発売する場合はその情報のリリースが最優先となるため、「いつから情報を小出しにするか」「本格的な発表はいつにするか」など、最適なタイミングを見極めながら投稿日時を決めましょう。それを軸に前後の投稿内容を決めることで、コンテンツカレンダーを最適化できます。
デリケートな投稿日を把握しておく
広島原爆の日(8月6日)、沖縄終戦記念日(9月7日)、東日本大震災(3月11日)など、SNSの投稿内容に注意しなければならない日もあります。
そのため、事前にコンテンツカレンダーにデリケートな投稿日を明記しておき、企業アカウントとして適切な投稿ができるよう準備しておきましょう。
コンテンツカレンダーを作成・活用して効果的なSNS運用を実現させよう
コンテンツカレンダーは、計画的・安定的・効率的なSNS運用を実現する便利なツールです。誰でもすぐに作成できるので、まだ活用していない企業は積極的に取り入れてみましょう。

コンテンツカレンダーを活用してSNS運用をしたあとは、投稿の効果検証を行うことが重要です。インスタ運用の効果検証なら、インスタ専門運用システム「Slooooth」で行いましょう!
Sloooothを使えば、各投稿のエンゲージメント率はもちろん、いいね!やコメント、インプレッションなどを一目で確認できます。また、過去のデータを保有し続けるので去年のデータと比較しながら分析することも可能です。この機会にぜひお試しください。