
Instagram(インスタグラム)をただ単に運用するだけでは、満足な宣伝効果を得ることはできません。目的に合わせて使う機能を選んだり、ユーザーに自社の投稿やアカウントを見つけてもらうための施策を行ったりする必要があります。
そこで今回は、Instagram(以下 インスタ)を使った宣伝にフォーカスし、宣伝に使える機能や宣伝効果を最大化するポイントについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
Instagram(インスタグラム)は効果的な宣伝場所
さまざまな種類があるSNSの中でも、インスタは宣伝に適しているといわれています。その理由は、インスタを通して情報収集をしたり、商品やサービスを購入したりしている人が増えているからです。インターネット検索よりもインスタのハッシュタグ検索のほうがユーザーのリアルな感想に出会いやすいため、そうした行動が目立つようになったと考えられます。
この点から、「情報収集・購買を目的としている人に対してダイレクトに商品やサービスを宣伝したい」という場合は、インスタの利用が適しているといえます!
宣伝に使えるInstagram(インスタグラム)の機能
インスタで商品やサービスを宣伝する際に使える機能には、主に以下の4つがあります。それぞれに異なる特徴があるので、宣伝内容や目的に合わせて使い分けましょう。
フィード投稿(投稿の宣伝)

@misterdonut_jp
@3coins_official
フィード投稿は、フォロワーへの宣伝に適した機能です。宣伝したい内容をフィード投稿で発信すれば、それがフォロワーのタイムラインに表示されるため、認知してもらいやすくなります!
またフィード投稿にハッシュタグをつければ、ハッシュタグ検索をしたユーザーの目に留まる可能性もあるため、より多くのユーザーへの宣伝効果が期待できます。
このほか、「投稿の宣伝」を使うのも有効です。
投稿の宣伝とは、過去のフィード投稿を広告として出稿できる機能のことです。「購入する」「予約する」といったボタンをつけられるので、ユーザーがアクションを起こすよう誘導することができます! ただし、この機能はビジネスアカウントでしか使えないため注意しましょう。
ストーリーズ
ストーリーズは、リアルタイムの情報を宣伝するのに適した機能です。「投稿してから24時間が経つとコンテンツが消える」という特徴があるため、たとえば24時間限定のクーポンを発行したり、その日限りのセール情報を発信したりして活用できます。
また、昨今はフィード投稿はほとんど見ず、ストーリーズだけチェックするというユーザーも増えています(筆者もそのひとり)。そのため、宣伝する際は積極的に活用することをおすすめします!
なお、ストーリーズには「フォロワー以外のユーザーに見てもらうのが難しい」という一面があるため、基本的にはフォロワーを対象とした宣伝を目的として活用するのが適しています。
リール

@canmaketokyo
@uniqlo_jp
リールは、写真や文章だけだと魅力が伝わりづらい商品・サービスの宣伝に適した機能です。15〜30秒の動画を作成・投稿できる機能で、BGMやエフェクトなどの編集ツールが備わっているため、誰でも簡単に高クオリティの動画を作ることができます。
写真・文章よりも動画のほうが、ユーザーの興味を惹きやすい上に、一回で届けられる情報量も多くなっています。そのため、宣伝するにあたって写真や文章だけだと物足りなさを感じる場合は、リールの利用をおすすめします!
インスタグラム広告
インスタグラム広告は、商品やサービスを宣伝したいユーザーが明確に決まっている場合に役立つ機能です。広告を届けたいユーザーの地域や年齢、性別、興味・関心などを細かく設定できるため、ピンポイントに商品やサービスを宣伝できます!
また、Googleアナリティクスをはじめとする効果測定ツールを活用すれば、広告の宣伝効果を確認できるため、PDCAを回してよりよい広告へとブラッシュアップすることが可能です。
宣伝効果を最大化するには「アカウントを見つけてもらうこと」が重要
インスタの宣伝効果を最大化するには、まずアカウントを見つけてもらう必要があり、そのためには以下の2つを意識することが大切です。
検索結果に自社の投稿が出るようにする
インスタの検索機能には、キーワード検索のほか、ハッシュタグ検索や発見タブがあります。
上述のとおり、昨今はインスタで情報収集を行う人が増えています。そのため、インスタの検索結果に自社の投稿が出るようにすることは、宣伝効果を高める上でとても重要です! 露出を増やすことで、商品・サービスやアカウントの認知を広げやすくなります。
この点から、たとえばフィード投稿のキャプションには、投稿内容に関連するキーワードやハッシュタグを入れるのがおすすめです。そうすることで、キーワード検索・ハッシュタグ検索の結果に自社の投稿が出やすくなり、そこからアカウントの認知を広げて宣伝へとつなげることができます。
UGCの生成を促す
繰り返しになりますが、「インターネット検索よりもインスタのハッシュタグ検索のほうがユーザーのリアルな感想に出会いやすい」という側面から、インスタを通して情報収集をしたり、商品やサービスを購入したりしている人が増えています。
ここで重要なのは、多くの人が「ユーザーのリアルな感想」を求めているということ。つまり、インスタの宣伝効果を最大化するためには、UGC(ユーザーによって作られた投稿・コンテンツ)の生成を促す必要があるのです!
具体的な方法には、「商品・サービスを利用した感想を発信するよう直接促す」「商品やサービスを利用した感想の投稿を参加条件としたキャンペーンの実施」などがあります。
これらの施策によってUGCが増えれば、ユーザーの興味喚起が期待できるほか、商品・サービス・アカウントの認知拡大も見込めるため、結果として宣伝効果が高まると考えられます。
さまざまな機能を駆使して宣伝効果のあるアカウントにしよう
数あるSNSの中でも、とくに宣伝に適しているといわれているInstagram(インスタグラム)。たしかにそのような一面はありますが、宣伝効果をより高めるには目的に合わせて機能を使い分けたり、多くのユーザーにアカウントを見つけてもらえるような施策を行ったりする必要があります。ただ単に運用するだけで宣伝効果が高まることはないので、今回ご紹介したポイントは必ず押さえておきましょう!
なお、インスタを使った宣伝に注力する際は、インスタ専門運用システム「Slooooth」を活用するのもおすすめです。

たとえば、検索結果に自社の投稿が出るようにするためハッシュタグをつけたいと思っても、どのハッシュタグがよいのかわからず困ってしまうこともあるかもしれません。
そのようなときにSloooothを使えば、ヒートマップを通して「過去に使ったハッシュタグの中でパフォーマンスに優れたものはどれか」を一目で確認することができます。一から探したり検証したりすることなく宣伝効果が高いハッシュタグを把握できるため、ハッシュタグ選びを楽に行えます!
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