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Instagram(インスタグラム)とThreads(スレッズ)の使い分け方にお悩みのSNS運用担当の方は多いのではないでしょうか?
今回は、Instagram(以下 インスタ)とThreads(以下 スレッズ)の違いを解説しながら、一般的な使い分け方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
Instagram(インスタグラム)とThreads(スレッズ)の違いとは?
まずは、インスタとスレッズにどのような違いがあるのか理解しましょう。
第一に、インスタが主にビジュアルコンテンツに焦点をあてたSNSであるのに対し、スレッズはテキストコミュニケーションに特化したSNSです。メインはテキストか写真・動画か、という点が主な違いといえるでしょう。
また動画の再生可能時間も異なり、インスタが最大60分であるのに対し、スレッズは最大5分と大差があります。さらにDM機能の有無にも違いがあり、インスタにはありますがスレッズにはありません。
このほかにも細々とした違いがあり、まとめると以下のようになります。

SNSを使い分ける際の基本的な考え方

インスタとスレッズに限らず、SNSはどのように使い分けるのが望ましいのでしょうか。ここでは、SNSを使い分けるの際の基本的な考え方を解説します。
どのようなターゲット層にアプローチするか
SNSを使い分けるうえでまず考えるべきことは「どのようなターゲット層にアプローチするか」です。
インスタやスレッズ、X(旧Twitter)、FacebookなどのSNSによって、主要となる利用ユーザー層は異なります。たとえば、インスタは10代〜30代の女性にとくに支持されており、ユーザー自ら写真や動画を投稿するだけでなく、情報検索・収集のツールとしても利用されています。そのため、若年層および女性をターゲットとする場合は、インスタをメインで運用するのが望ましいでしょう。
このように、それぞれのSNSには明確な利用ユーザー層があるため、それと自社のターゲット層を照らし合わせたうえで使い分けることが重要です。
どのようなコンテンツが求められているか
多くのユーザーは「このSNSではこの情報を得る」「このSNSではこういうコンテンツを楽しむ」などと、コンテンツによってSNSを使い分けています。そのため、企業もその特徴を踏まえてSNSを使い分けることが重要です。
インスタでは写真や動画、オリジナル画像など、パッと見たときの訴求力があるコンテンツが求められています。そのため、写真映えする商品をPRしたい場合などは、インスタで情報発信するのが望ましいでしょう。
一方でスレッズは、テキストベースの近況共有やほかのユーザーとのコミュニケーションが主な用途となっています。そのため、企業が運用する際は、新商品の発売予告やイベントの告知、ユーザーとのコミュニケーションなどに重きを置くとよいでしょう。
SNSによって異なる「求められているコンテンツ」を理解することで、より効果的にSNSを使い分けることができます。
Instagram(インスタグラム)とThreads(スレッズ)の使い分け方の例

では、インスタとスレッズは具体的にどう使い分けるとよいのでしょうか?
結論からいうと、インスタとスレッズの使い分けに関しても、ベースは上述した基本的な考え方でOKです。ターゲット層やコンテンツを考慮して、どちらを活用するかを判断しましょう。
ユーザー層で使い分ける
インスタとスレッズは、主要となる利用ユーザー層が若干異なります。
Instagram:10代〜30代の女性が中心
Threads:10代〜20代の男女
ご覧のとおり、スレッズはとくに若年層の使用が際立っているため、たとえば企業で若年層向けの商品やサービスを開発した際には、スレッズでのPRが必須といえます。
一方で、女性だけにフォーカスするとインスタの利用も目立つため、あわせてインスタでもPRすることでより大きな効果が期待できるでしょう。
このように、インスタとスレッズでは主要となる利用ユーザー層が異なるため、ブランドや商品・サービスそれぞれのターゲット層にあわせて使い分けることをおすすめします。
コンテンツによって使い分ける
繰り返しになりますが、インスタが主にビジュアルコンテンツに焦点をあてたSNSであるのに対し、スレッズはテキストコミュニケーションに特化したSNSです。そのため、写真や動画で視覚的に情報を伝えたい場合はインスタを、テキストベースで多くの情報を伝えたい場合はスレッズを使うのがおすすめです。
たとえば、インテリアショップがSNS運用をする場合、インスタでは写真や動画を通して視覚的に商品をPRするのがよいでしょう。一方でスレッズでは、インテリアに関する豆知識や裏技など、ユーザーやファンの役に立つ情報を発信するのがおすすめです。
インスタとスレッズ、それぞれの特性にあわせて発信する情報を変えることで、両方の運用を最適化しやすくなります。
Instagram(インスタグラム)とThreads(スレッズ)を上手に使い分けよう
Instagram(インスタグラム)とThreads(スレッズ)は、同じMeta社が運用するSNSですが、特性には大きな違いがあります。そのため、どちらも運用するのであればどのような違いがあるのかを理解し、それぞれの特性に合った使い方をすることが重要です。インスタとスレッズを上手に使い分けて、両方のSNSを効果的に運用しましょう!