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「Instagram(インスタグラム)で集客を図りたい!」と思いつつも、何をどうすればよいかわからず、困っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、 Instagram(以下 インスタ)が集客につながる理由とともに、そのコツ・方法をわかりやすくご紹介します! あわせて、集客力UPを図る際によくある失敗もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
Instagram(インスタグラム)の活用は集客力UPにつながる!その主な理由とは
インスタが集客につながる理由には、以下の7つがあります。
視覚的に商品やサービスを訴求できる
商品やサービスの魅力を伝える方法はいくつかありますが、その中でもインスタならではの「画像・動画の活用」は非常に有効です。文章だけだと伝わりづらい情報、たとえば商品なら色やサイズ、使い方などを視覚的に共有できるため、ユーザーへダイレクトに訴求することができます! この点こそが、インスタが集客につながる理由なのです。
このほか「Instagramショッピング」を活用すれば、投稿を見て商品やサービスに興味を持ったユーザーを購入へと導きやすくなるため、より集客につながるといえます。
多角的なアプローチができる
インスタと一言でいっても、そのアプローチ方法はさまざまです。具体的には、フィード投稿(画像・動画の投稿)をはじめ、ストーリーズやリールなどがあります。
たとえば、商品やサービスに関連するリールを作成し投稿すれば、おすすめのリールを閲覧しているユーザーの目に留まりやすくなり、そこから興味を惹ける可能性があります。
既存の機能を活用することでユーザーに接触・アプローチできる点はインスタの強みであり、これが集客できる理由のひとつとなっているのです!
意思決定のツールとして定着している
株式会社ホットリンクが行った「Instagramの利用動向に関する調査」によると、「Instagramで発見したことがきっかけで商品を購入したことがある」と回答したユーザーは全体の約46%。つまり、インスタがユーザーの「この商品(サービス)を購入したい」という意思決定に大きな影響を及ぼしているということです! この風潮は今や定着しているため、インスタの活用は集客につながるといわれています。
参照:Instagram利用者の約46%が、 Instagramをきっかけに購入・来店経験があることが明らかに。最も参考にするのは「友だち・知り合いの投稿」|PR TIMES
ユーザーの購買意欲が高い
インスタは、ほかのSNSに比べて購買意欲が高いユーザーが集まりやすいといわれています。実際に、Instagramは過去に「ユーザーの90%がブランドアカウントをフォローしている」と発表しています。つまり、ブランドや商品・サービスへの関心が高いユーザーがほとんどということです。そのため、インスタの運用方法次第では集客につながりやすいといえるでしょう。
ユーザーの消費行動がアプリ内でほぼ完結する
インスタには、投稿した写真や動画に商品情報を紐づけることで商品の購入を促す機能「Instagramショッピング」があります。この機能を使えば、視覚的にユーザーの欲求を想起したあと、そのままの流れで商品の詳細を伝えることができるため、消費行動を誘導しやすくなります。そのため、インスタの活用は集客につながると考えられるでしょう。
なお、Instagramショッピングについては以下の記事でご紹介しています。こちらもぜひあわせてご覧ください!
Instagram(インスタグラム)ショッピングとは?利用するメリットと活用事例をご紹介
ハッシュタグ検索が定着している
これまで、情報収集をする際のツールとして定番だったのはGoogleをはじめとする検索エンジンでしたが、昨今はインスタでハッシュタグ検索をする人も増えています。中には検索エンジンを使わず、インスタだけで調べものを済ませる人もいるようです。
これは言い換えれば、インスタが検索エンジンに代わる「購買意欲の高いユーザーとブランドをつなぐ場」になっているということです。この点から、インスタの活用は集客につながるといわれています。
ユーザーとの関係を構築しやすい
インスタには、投稿に対するいいね!やコメントのほか、ストーリーズやDM、ライブ配信など、フォロワーとコミュニケーションを取る機能が豊富にあります。これらを通じて、ユーザーの購買行動を促す、またはすでに購入済みのユーザーに対して再購入を促すことが可能となり、これが集客できる理由のひとつとなっています。
Instagram(インスタグラム)で集客力を最大化する13つのコツ・方法
インスタによる集客を最大化するには、以下の13つのコツ・方法を押さえておくことが大切です。
コツ1.ターゲットを設定する
まずすべきことは、ターゲット設定です! 「どのような人に商品やサービスを利用してほしいか」「どのような人が商品やサービスを必要としてくれそうか」などを明確にすることで、その人の興味を惹けるような投稿ができるようになり、集客につながりやすくなります。
コツ2.ビジネスアカウントを活用する
インスタで集客を図るなら、ビジネスアカウントを活用することも大切です。ビジネスプロフィール(電話番号やメールアドレス、店舗の所在地などを設定できるプロフィール)にできるほか、アカウントの分析に役立つインサイト機能を利用できるため、より戦略的に集客を図ることができます。
コツ3.プロフィールを充実させる
インスタのプロフィールは、ユーザーがフォローするか否かを判断する際の要素になるので、充実させておくに越したことはありません! 短い言葉で簡潔にブランドを紹介したり、商品やサービスのコンセプトを解説したりしましょう。
コツ4.共感や学びにつながるキャプションをつける
フィード投稿のキャプションは、一方的な内容にならないよう注意が必要です! もしそうした内容だと、ユーザーがあまりよい印象を抱かず、フォロワーが減ったり集客につながらなくなったりする可能性があります。そのため、基本的には商品の使い方や使用者の声など、ユーザーが共感・学習できるような内容にすることが大切です。
コツ5.ハッシュタグを活用する
フィード投稿には、必ず投稿内容に関連したハッシュタグをつけるようにしましょう。ユーザーの多くはハッシュタグ検索を活用しているため、ハッシュタグをつけることで投稿を見てもらいやすくなります。単語そのままのハッシュタグのほか、「#◯◯な人と繋がりたい」「#◯◯部」など人気のハッシュタグを取り入れるのもおすすめです!
コツ6.コメントやタグ付けにリアクションする
投稿に対してユーザーからコメントをもらったり、ユーザーが自分たちのアカウントをタグ付けした投稿を行っていたりした場合は、積極的にリアクションしましょう。こまめにコミュニケーションを取ることでユーザーからファンへと育てやすくなり、結果として集客が見込めるようになります!
コツ7.CVにつながる導線を設ける
インスタの投稿を見てもらうだけでは集客にならないので、必ずCVにつながる導線を設置することが大切です。具体的には、「フィード投稿に商品タグをつける」「ストーリーズにURLを貼る」といった方法があります。こうした工夫を施しておけば、ユーザーが商品やサービスに興味を持った瞬間に購買欲求を満たしやすくなるでしょう。
コツ8.ユーザー参加型のキャンペーンを実施する
このほか、ユーザー参加型のキャンペーンを実施するのも一案です。「アカウントをフォロー&この投稿にいいねしてくれた人に商品をプレゼント!」など、ユーザーにメリットがあるキャンペーンを行うことでアカウントの拡散が期待でき、潜在的なユーザーにもアプローチしやすくなります。
コツ9.ほかのSNSと連携させる
インスタをほかのSNSと連携させておけば投稿の露出が増えるため、より多くのユーザーに商品やサービスを知ってもらうことができます。具体的には「リールをTikTokにそのまま公開する」といったケースがあります。TikTokでは、フォロワーが少なくてもバズるという現象が起こりやすいので、うまくいけば認知度の向上から集客へとつながるでしょう!
コツ10.いいね!ではなく保存を重視する
ユーザーからいいね!を得ることももちろん重要ですが、それ以上に「保存」を重視することが大切です。なぜなら、保存にはユーザーの「あとで見返そう」という心理が隠されており、それは集客(購買)につながる可能性が高いからです。
ユーザーに自社の投稿を保存してもらうには、ユーザーニーズに応えているのはもちろん、学びや発見がある内容にする必要があります。そのため、投稿を作成する際はこの点を強く意識するとよいでしょう。
コツ11.なるべく毎日投稿する
フィード投稿やストーリーズの投稿頻度が低いと、その分インプレッションが下がってしまい、なかなか集客につなげられません。そのため、インプレッションを安定させて集客を図るには、高い頻度で投稿することが大切です。フィード投稿もストーリーズも、可能であれば毎日投稿するようにしましょう。
コツ12.ユーザーとこまめにコミュニケーションを取る
インスタで集客を図るには、まずフォロワーを増やすことが重要です。しかし、一度フォロワーとなったユーザーが離れてしまう可能性もゼロではありません。もし離れてしまった場合、集客を図ることが困難となるでしょう。
そこで重要になるのが、こまめなコミュニケーションです。フォロワーと積極的にコミュニケーションを取り、良好な関係を築くことで、自社のファンへと育成したり購買意欲を高めたりすることができます。
コツ13.アカウントの分析を怠らない
インスタのインサイトでは、どのような投稿・ハッシュタグが人気で、どの投稿からECサイトに移ったかなどを確認できます。つまり、ユーザーのインスタ内での行動を把握できるのです!
ユーザーの行動を把握できれば、集客を図るためにどのような投稿をすればよいのか、どのようなハッシュタグを使えばよいのかなどを分析しやすくなります。そのため、インサイトを活用したアカウントの分析はこまめに行うようにしましょう。
Instagram(インスタグラム)で集客力UPを図る際によくある失敗
「インスタ運用を集客力UPにつなげたい」と強く意気込んでしまうと、気付かぬうちにいくつかの失敗をしてしまうことも。以下によくある失敗をまとめるので、集客力UPを図る際は十分お気をつけください。
ユーザーにとって必要な情報がない
インスタで商品紹介を行う際は、その商品の特徴とあわせて、どこで購入できるのか(購入店舗・ECサイト)も記載するようにしましょう。
また、プロフィールに「どういう企業なのか」「どういう情報を発信しているのか」など、ユーザーが気になる情報を記載することも大切です。
集客力UPを図ろうとすると、どうしても投稿の質などに目が行きがちですが、ユーザーニーズに沿った情報を記載することも重要なポイントになるので、見落とさないよう注意しましょう。
1日に何度も投稿する
フォロワーを獲得するため、1日に何度も投稿したくなるかもしれませんが、それはあまり望ましくありません。連続投稿すると、ユーザーのタイムラインが自社の投稿で埋もれてしまい、それに嫌気が差したユーザーがフォローを外してしまう可能性があります。かえって集客力を下げてしまう恐れがあるため、1日1回を目安に投稿しましょう。
ボリュームが大きいハッシュタグしかつけていない
ハッシュタグはボリューム数別に「ビッグワード(10万件以上)」「ミドルワード(1〜10万件)」「スモールワード(1万件以下)」のに3つに分けられます。
このうち、もっともボリューム数が多いビッグワードは、ユーザーが投稿を検索する際によく使われる一方で、検索結果の数も多いためほかの投稿に埋もれてしまう傾向があります。つまり、自社の投稿を見てもらいづらくなるのです。
そのため、ビッグワードだけではなく、ミドルワード・スモールワードも入れてハッシュタグをつけることが大切です。
途中から投稿のテイストを変える
方向性を見直すため、途中から投稿のテイストを変えることは珍しくありません。しかし、そうするとアカウントの統一感が損なわれ、ユーザーが違和感を持つ可能性があります。結果的に、フォローを外されてしまうこともあるでしょう。
もしどうしても投稿のテイストを変えたい場合は、過去の投稿をアーカイブにするなど、何らかの対策を取ることが大切です。
むやみにユーザーをフォローする
集客力UPのためとはいえ、むやみにユーザーをフォローするのはよくありません。フォロー数が多い企業アカウントに対し、違和感を持つユーザーは多く、またフォローバックしてくれなかったユーザーのフォローを外してしまうと、悪い印象を持たれてしまう可能性があります。いずれにせよ、よい印象を持たれづらくなるのです。
そのため、関連企業のアカウントや自社のターゲットユーザーに絞り、フォローするようにしましょう。
短時間で大量の投稿にリアクションする
短時間のうちに大量の投稿にいいね!やコメントなどのリアクションをすると、インスタ側からスパム扱いされてしまい、アカウントが凍結されかねません。これではインスタ運用ができなくなり、集客力UPがほど遠くなってしまうため、むやみにリアクションするのは避けましょう。
Instagram(インスタグラム)で集客を図る際の注意点
インスタで集客を図る際は、以下のポイントに注意が必要です。
競合が多いことを理解する
今や、さまざまな企業がインスタにアカウントを持っているため、インスタで集客を図るための施策を打ったとしても必ずしも成功するとは限りません。競合他社が壁となり、なかなか思うような成果を得られないこともあります。
そのため、「すぐに成果を得られる」と思わず、競合対策をしながら地道に集客を図るようにしましょう。
炎上や誹謗中傷のリスクに備える
インスタを運用する中で不用意な発言をしてしまうと、炎上してしまう可能性があります。また、心ないユーザーから誹謗中傷を受ける可能性もゼロではありません。
そのため、集客を図るにあたって何らの施策を打ち出す際は、あらかじめ炎上・誹謗中傷のリスクに備えるようにしましょう。具体的には、投稿内容に不用意な発言がないかを細かくチェックしたり、誹謗中傷を受けたときの対処法を決めておいたりするのがおすすめです。
フォロワー増加を目的としたキャンペーンは控えめに
「集客につながるから」と、フォロワー増加を目的としたキャンペーンばかり行っていると、ユーザーが離れてしまいかねません。「ただフォロワーを増やしたいだけ」という気持ちを見破られ、マイナスなイメージを持たれてしまう可能性があるのです。
そのため、フォロワー増加を目的としたキャンペーンは控えめに行うようにしましょう。
なお、キャンペーンそのものは集客につながる施策のひとつなので、ユーザーニーズを踏まえて必要に応じて実施しましょう。
コツ・方法を実践してInstagram(インスタグラム)の集客力を高めよう!
Instagram(インスタグラム)はもともと集客を図りやすいSNSですが、今回ご紹介したコツ・方法を実践すればよりその効果を最大化できます。「自分たちの商品やサービスをもっと知ってほしい」「商品やサービスの売り上げを高めたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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