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2023年、どのようにSNSを運用していこうかお悩みの方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、SNSのトレンド予測をまとめてご紹介します! 運用の方向性を決める上でのヒントになるはずなので、ぜひ参考にしてみてください。
2023年の運用ポイントはコレ!SNSトレンド予測7選
まずは「10 Social Media Trends That’ll Be Huge in 2023」を日本語でまとめながら、2023年のSNSトレンド予測をご紹介します!
1.オリジナリティあふれるコンテンツが肝
インスタやTikTokを成長させるためには、トレンドを敏感に察知し飛び乗ることが重要でした。しかし、これからはすでにあるコンテンツを真似ることよりも、オリジナリティあふれるコンテンツを作成し発信することが求められるといわれています!
2023年の課題は、自分たちのコンテンツを目立たせることです。そのため、トレンドに乗る側になるのではなく、トレンドを作る側になるのが望ましいでしょう。
2.UGCクリエイターが活躍する
UGCとは、企業やインフルエンサーではなく、一般のユーザーによって作られた投稿・コンテンツのことです。2023年は、そのUGCを作成するクリエイターが活躍すると予測されています。
なぜなら、インスタをはじめとするSNSで商品やサービスを探す人は多く、さらにUGCが購入の決定に大きく影響していることがわかっているからです。とはいえ、自分たちにとってメリットのあるUGCが必ずしも見つかるとは限りません。そのため、UGCクリエイターの必要性が増し、これから活躍するといわれているのです!
3.YouTubeショートが注目の的に
1日に300億回以上も視聴されている「YouTubeショート」。その人気の高さと収益化の開始により、2023年はさらに注目されると予測されています。
「TikTokと似ているから」とまだ着手していないのであれば、このタイミングで注力してみてはいかがでしょうか?
4.今まで以上にAIが活躍する
AIは、今や当たり前になりつつある機能です。実際にTikTokでは、「どのような背景にしたいのか」を文字入力するだけでその要望に沿った背景を作成するAI機能が実装されています。
このほかにも、AIがコンテンツを作成する「Jasper」などのサービスも登場していることから、各種SNSやサービスでどんどんAIが導入されると予測できるでしょう。
5.SNS上でのキーワード検索が主流に
繰り返しになりますが、今多くの人が検索エンジンではなくインスタをはじめとするSNSで検索をしています。これは、SNS運用で言い換えると「SNS上でコンテンツを見つけてもらうにはキーワードを駆使して投稿を最適化する必要がある」ということです! そのため、キャプションに関連キーワードを入れるのはもちろん、ハッシュタグも積極的に活用することが大切です。
6.ゲーテッドコンテンツの台頭
2023年は、ゲーテッドコンテンツが今以上に台頭すると予測されています。
ゲーテッドコンテンツとは、自らの連絡先情報を提供したユーザーにのみ公開するコンテンツのことです。企業サイトによくある「資料請求はこちらから」がその一例です。
ゲーテッドコンテンツが台頭する理由には、たとえば以下の3つが挙げられます。
・【ユーザー】おすすめのコンテンツばかり表示されることにうんざりしている
・【企業・ブランド】ファンであるフォロワーとのより深いつながりを求めている
・【企業・ブランド】限定コンテンツで収益化を図りたい
インスタに関してはサブスクリプションに登録すれば、反応が多いフォロワー限定でコンテンツや体験を提供でき、収益を得られるようになります。そのため、上述した理由に当てはまる場合はサブスクリプションの利用を検討してみてもよいかもしれません。
参照:サブスクリプションで収益を得る より深いつながりを構築して、毎月の収益を得ましょう。|Instagram Creators
7.ストーリーテリングの活用
ストーリーテリングとは、伝えたい内容をエピソードにして届けることです。2023年はこのストーリーテリングを最初からではなく、途中から取り入れるのがトレンドになると予測されています。
途中からストーリーを展開することで「これはどういうことなんだろう?」とユーザーの関心を惹けると同時に、ユーザーが理解・共感した場合は行動につながり、結果として集客・売り上げの向上が期待できます。
その他押さえておきたい2023年のSNSトレンド
上述した7つのSNSトレンドとあわせて、2023年は以下も押さえておくことをおすすめします。
主要SNS以外のSNSが盛り上がりを見せる
2023年はインスタ・Twitter・facebook・TikTokの主要SNSだけでなく、そのほかのSNSも盛り上がりを見せるといわれています。以下で、早速注目を集めているSNSを2つご紹介します。
BeReal(ビーリアル)
BeRealは、Z世代を中心にじわじわと人気を高めているSNSです。リアルな日常をシェアすることに重きを置いたアプリで、1日1回、決まった時間にしか投稿することができません(※時間はランダム)。具体的には、アプリから通知が届いたら2分以内に写真を撮影し投稿する必要があります。
このアプリの最大の特徴は、フロントカメラと背面カメラの両方で同時に撮影するところです。「今の自分」と「自分が見ている景色」を加工せず投稿することで、ありのままを共有します。
App Storeでインストール
Google Playでインストール
IRIAM(イリアム)
IRIAMは、キャラクターになってライブ配信を楽しめるアプリです。自分のイラスト、または好きなイラストを読み込むだけで簡単にキャラクター化でき、自分の動作に連動させて動かすことができます。イラストは何度でも変更できるため、気分にあわせて使い分けることも可能です。
1日あたり5,000以上の配信が行われていることから、見るだけでも楽しめるこのアプリ。見るにしても配信するにしても顔を出す必要はないため、誰でも気軽にさまざまな人とコミュニケーションを取ることができます。
App Storeでインストール
Google Playでインストール
送客の実現が目の前に
送客とは、簡単にいうと「集まった顧客を購買に誘導し売上につなげること」です。
2022年6月には、Twitterが新しいショッピング体験として「Product Drops」のテストを実施。これは、発売予定の商品に関するツイートに「Remind me(リマインドミー)」というボタンを設置できる機能です。ユーザーがこのボタンをタップすると、発売日に再度通知されます。つまり、ユーザーは発売したばかりの商品を比較的早く購入することができるのです。
参照:もう新発売を逃さない:Product Drops(プロダクト・ドロップ)のご紹介|Twitter
そして2022年7月には、インスタがDM上で商品の購入から支払い、発送確認までできる「Payments in Chat」を導入しました。
参照:There’s a New Way to Buy Products on Instagram — Right in Chat|Meta
どちらの機能も現時点では日本で使用することはできません。とはいえ、いずれ日本でも使用できるようになると考えられるため、2023年は送客が実現する可能性があるでしょう。
各種SNSに短尺動画が登場
TikTokの人気が急上昇したことで、それに対抗するかのようにインスタに「リール」が登場しました。編集機能の強化やプロフィールへの表示など、その性能はどんどん上がってきています。
そして2022年9月には、Twitterが動画投稿をタップすると全画面表示になる「immersive media viewer」を導入。これもTikTokに対抗するための機能と考えられます。
この背景から、2023年は主要SNSだけでなくほかのSNSにも短尺動画が登場し、TikTok化していくと予測できます。
インフルエンサーの収益化を強化
TikTokに対抗するため短尺動画を取り入れるSNSが増えると、各SNSの差があまりなくなってしまいます。そうなるとどのSNSも似たような投稿ばかりになり、最終的には「このSNSでしか見れない」というオリジナルコンテンツが不足してしまいます。
この点から、2023年はオリジナルコンテンツを生み出すインフルエンサーのモチベーションを高めるための施策が積極的に導入されると考えられます。具体的には、多くのSNSでインフルエンサーの収益化が強化されると予測できるでしょう。
現に、2022年9月にインスタがインフルエンサー向けの収益化支援ツール「Gifts」のテストを開始しました。
インスタのこの動きをきっかけに、2023年はほかのSNSもインフルエンサーの収益化に注力する可能性があるでしょう。
トレンドを押さえて効率的にSNSを運用しよう
トレンドは移り変わるもの。SNS運用に関しても、その時々のトレンドがあります。
そのため、2023年は今回ご紹介したトレンド予測を参考にしながらSNSを運用してみてください。そうすれば、満足な成果を得られるかもしれません!
なお、トレンドを押さえることとあわせてアカウントや投稿の分析も行えば、SNS運用をより最適化できます。Instagram(インスタグラム)の分析を行うなら、ぜひインスタ専門運用システム「Slooooth」をご利用ください。
アカウントやフィード投稿はもちろん、ストーリーズの分析も簡単に行えるため、インスタ運用が順調かどうかをスムーズに確認できます。また、過去のデータを保有し続けるので去年との比較も可能! さまざまな角度からインスタを分析できます。
「2023年はインスタ運用に力を入れていきたい!」とお考えの方は、ぜひSloooothの導入を検討してみてください。