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Instagram(インスタグラム)運用といえば、フィード投稿やストーリーズに目が行きがちですが、「リール」も注目すべきコンテンツのひとつです。
単にリールを投稿するだけでもある程度の効果が見込めるかもしれませんが、音楽を追加することで、ユーザーの興味をより引ける魅力的なリールに仕上げることができます。
そこで今回は、Instagram(以下 インスタ)のリールに音楽を追加する方法から、追加する音楽を選ぶ際のポイント、音楽追加時の注意点までご紹介します。あわせて、リールに音楽を追加するなら知っておくべき著作権についても解説しています。ぜひ最後までご覧ください。
なお、リールに関する記事はほかにもあります。以下もあわせてチェックしてみてください!
Instagram(インスタグラム)の「リール」とは?投稿方法・作成のポイントを解説
Instagram(インスタグラム)のリールに音楽を追加する方法
まずは、インスタのリールに音楽を追加する方法を押さえましょう。
1.インスタでカメラを起動し、下部のメニューで「リール」を選択する
2.リールの動画撮影画面の左側にある「音源ボタン(音符マーク)」をタップする
3.リールの内容に合った音楽を選ぶ
4.音楽を選択したら、画面下部のタイムラインを左右にスライドして使用したい箇所を決める
5.音楽に問題がなければ画面右上の「完了」をタップして、キャプションの追加やカバーの編集、ユーザーのタグ付けなどを行いシェアする
リールに追加する音楽はどう選ぶ?押さえておきたい3つのポイント
リールに追加する音楽の選択肢は数えきれないほどあります。だからこそ、どれにしようかと悩んでしまうものです。なかなか決められないときは、以下のポイントを踏まえて選んでみましょう。
1.人気・流行りの音楽を選ぶ
TikTokをはじめとするSNSで人気の音楽を使うと、それらを耳にしたことがあるユーザーがリールを見てくれる可能性があります。また、その音楽が好きなユーザーであれば最後まで見てもらえる可能性も。そのため、人気・流行りの音楽は押さえておき、迷ったら積極的に使うとよいでしょう。
2.競合アカウントが使っている音楽を選ぶ
競合アカウントがリールにどの音楽を使っているかチェックし、それを参考にするのも一案です。
もし競合アカウントのリールの再生回数が多ければ、それは音楽がきっかけとなっている可能性があります。同じ音楽を使うことで自社のリールの再生回数も自ずと増えやすくなるでしょう。
3.リールの雰囲気に合った音楽を選ぶ
人気だから、バズっているからという理由で選んだ音楽は、場合によってはリールの雰囲気に合わないこともあります。そのまま公開してしまうと、ユーザーが違和感を覚えて楽しめなくなる可能性があるため、上述した2つの音楽を追加する際はリールの雰囲気に合っているかどうかを必ず確認しましょう。もちろん、リールに合っているかどうかを優先して選ぶのも有効です!
音量や再編集に注意!リールに音楽を追加する際の注意点
リールに音楽を追加する際は、以下のポイントに注意しましょう。
音量は5〜10にするのがベスト
リールに追加する音楽はあくまでもBGMです。メインはリール内のストーリーなので、音楽の音量は5〜10程度に設定しましょう。
インスタのリール編集画面で実際に動画を流して音量調整ができるため、たとえばナレーションなどがないシーンは音量を大きくするなど、動画の内容にあわせて工夫しましょう。
投稿後に音楽を変更することはできない
リールは、一度投稿するとあとから編集することができません。音楽を変更したり削除したりすることができないので、慎重に追加しましょう。
リールに音楽を追加するなら絶対にチェック!「著作権」について
リールに音楽を追加するなら、著作権については必ず押さえておくべきです。
著作権とは、著作者が生み出す著作物を守るための権利です。音楽も著作物のひとつなので、リールに追加する際は著作権侵害になっていないか十分に注意しなければなりません。
著作権を気にせず音楽を追加するには?
リールに音楽を追加するにあたって気になる著作権ですが、以下の方法であれば著作権を気にすることなく音楽を追加できます。
Instagram(インスタグラム)内にある音楽を選ぶ
まず、インスタ内にある音楽は著作権を気にせずに使えます。これは、音楽の著作者とインスタとの間で契約が結ばれているからです。さまざまなジャンルの音楽が揃っているので、きっと自社のリールに合った音楽も見つかります。
フリー音楽を使う
フリー音楽を使う場合も、著作権は気にしないでOKです。
ただし、フリー音楽のなかには商用利用を禁止しているものもあり、それはビジネスアカウントでは使えません。使用条件についてはフリー音楽を提供しているサイトに記載されているので、前もって確認しましょう。
オリジナル音楽を使う
自社で制作したオリジナル音楽なら、著作者が自社になるので、リールに限らず自由に使えます。工数に余裕があったり音楽制作が得意な社員がいたりする場合は、積極的に作ってみるとよいでしょう。
著作権の侵害になる可能性があるケース
気付かぬうちに著作権を侵害していることもあり、とくに以下のケースには注意が必要です。
動画内で音楽がかかっている
リールにあとから追加する音楽とは別に、動画内で音楽が流れている場合は要注意。そのままリールとして公開するには、動画内で流れている音楽の著作者に許可を取らなければなりません。もし許可を得ないまま公開した場合は著作権侵害となるため、十分に注意しましょう。
Instagram(インスタグラム)以外のSNSにリール動画を投稿する
インスタ内にある音楽をリールに追加し、それをインスタ以外のSNSで公開した場合、著作権侵害となる可能性があります。インスタ内の音楽はあくまでも「インスタでのみ使用を許可されている音楽」であり、それ以外のSNSで使用する場合は著作者の許可が別途必要になります。そのため、リール動画を安易にほかのSNSに投稿するのは避けましょう。
ルールを守ってInstagram(インスタグラム)のリールに音楽を追加しよう
Instagram(インスタグラム)のリールには、BGMとして音楽を追加できます。基本的には人気・流行りの音楽を選ぶのがおすすめですが、リールの内容とマッチしない場合、ユーザーが違和感を覚えて離れる可能性があるので、相性をよく確認したうえで追加することが重要です。
くわえて、音楽には著作権が適用されるため、侵害しないよう注意することも欠かせません。基本的にインスタ内の音楽は著作権を気にせず使用できるので、まずはそこから選ぶとよいでしょう。
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インスタ側のβ版の機能を利用して開発を行っているため、指標は正確な値ではなく参考値となりますが、効果検証に十分役立つでしょう。この機会に、ぜひ利用をご検討ください。