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Instagram(インスタグラム)を運用しているものの、ユーザーからあまりリアクションがない場合、その原因は「ユーザーのニーズを理解できていないこと」にあるかもしれません。
ユーザーのニーズを知るには、ユーザーの声に耳を傾ける、つまりフィードバックに目を向ける必要があります!
そこで今回は、Instagram(以下 インスタ)運用でユーザーのフィードバックを確認する重要性、そしてユーザーのフィードバックを集める方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
Instagram(インスタグラム)運用でユーザーのフィードバックを確認する重要性
インスタは「ただ運用すればそれで終わり」ではありません。実際に行った施策にどれほどの効果があったのか、検証・分析して改善点を洗い出し、さらなる施策に取り組む必要があります。
また、ユーザーのフィードバックを確認することも重要です。なぜなら、リアルな声に耳を傾けることでユーザーについてより深く理解できるようになるからです。具体的には、どのような投稿を望んでいるのか、自社に何を期待しているのかといった、ユーザーのニーズを把握しやすくなります。
これにより、企業はユーザーのニーズに沿った投稿ができるようになり、ひいてはエンゲージメント率の向上につながります。
今すぐ実践できる!ユーザーのフィードバックを集める方法
では、ユーザーのフィードバックはどのように集めればよいのでしょうか?
以下で、代表的な3つの方法とその特徴を解説します。自社に合った方法でユーザーの声を把握しましょう。
ストーリーズのスタンプを活用する
まず挙げられるのは「ストーリーズのスタンプの活用」です。
ストーリーズには、質問やクイズ、アンケート、リアクション、絵文字スライダーなど、さまざまなスタンプが用意されています。これらを活用すればユーザーとコミュニケーションを取りやすくなるため、フィードバックも集まりやすくなります!
たとえば質問スタンプでは、自社で設定した質問に対するユーザーからの回答をテキストで受け取ることが可能です。仮に飲食店のインスタなら「どういうメニューが食べたいですか?」などとユーザーに問いかけることができます。このほか、業種を問わず「どのような投稿が見たいですか?」と直接的に尋ねることも可能なため、効率よくユーザーのフィードバックを確認できます。
アンケートスタンプを使えば、質問に対してユーザーに指定の回答で答えてもらうことができます。たとえば、アパレルショップのインスタで「オフィスコーデとデートコーデ、見たいのはどちら?」と質問する場合は、選択肢を「オフィスコーデ」と「デートコーデ」に設定することが可能です。ユーザーが何に興味を持っているのか、比較的容易に確認できるため、フィードバックを集める目的でも活用しやすいでしょう。
プロフィールに問い合わせボタンを設置する
ユーザーのフィードバックを集めるには、ユーザーが簡単に連絡を取れるような工夫を施すことも大切です。具体的には、インスタのプロフィールに「問い合わせボタン」を設置するのが一案です!
そもそも、プロフィールに問い合わせボタンを設置するには、アカウントを「ビジネスアカウント」に切り替える必要があります。その後以下の手順で設定すれば、ユーザーが問い合わせがしやすいアカウントにすることが可能です。
1.プロフィール画面にある「プロフィールを編集」をタップする
2.「連絡先オプション」をタップし、必要事項を記入する
3.「プロフィールを編集」の画面に戻り「プロフィール表示」をタップする
4.「連絡先情報を表示」をONにして完了
ソーシャルリスニングを行う
ソーシャルリスニングとは、インターネット上に投稿されたユーザーの声(UGC)を集めて分析し、マーケティングに活かすことです。
これまでご紹介した2つの方法はどちらも「フィードバックを待つスタイル」でしたが、ソーシャルリスニングは「フィードバックをもらう(確認する)スタイル」であるのが特徴です。
今や、ほとんどの人がインスタをはじめとするSNSを使っています。そのため、自社の企業名や商品名などで検索すれば、それらに関連するユーザーの声をすぐに確認できます。
ソーシャルリスニングは、そうした現代ならではの特徴を利用した手法であり、企業が積極的に取り組むことで多くのフィードバックを把握できるようになります!
なお、ソーシャルリスニングに関しては以下の記事で詳しく解説しています。こちらもぜひあわせてご覧ください。
ソーシャルリスニングで消費者の投稿を分析!戦略的なSNS運用につなげよう
フォーカスグループインタビューを行う
フォーカスグループインタビューとは、異なる属性の消費者を複数人集めて座談会のような形式で行うインタビューのことです。特定のテーマについて話し合う中で、モデレーター(インタビュアー)が参加者に商品やサービスに対する意見をヒアリングします。これにより、消費者の商品やサービスに対する評価、すなわちフィードバックを把握することができます。
なお、フォーカスグループインタビューについては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。
フォーカスグループインタビューとは?消費者のニーズを理解して効果的なSNS運用を実現しよう
リアクションしたユーザーを追跡する
インスタの投稿にいいね!やコメントをしてくれたユーザーがいる場合は、そのユーザーを追跡するのも有効です。ユーザー自身のアカウントで自社に対するフィードバックをしていることがあり、追跡することでその内容を把握することができます。
先ほどご紹介したソーシャルリスニングに近い手法なので、企業が積極的に取り組む姿勢が重要です。
フィードバックを通して「ユーザーのニーズ」を理解しよう
Instagram(インスタグラム)の運用を最適化するには、フィードバックを通して「ユーザーのニーズ」を理解することが大切です。そうすることで、ユーザーにとって役立つアカウントへと成長でき、ひいてはエンゲージメント率が向上しやすくなります。
そのため、インスタ運用を担当している方は、今回ご紹介した方法を参考にぜひユーザーのフィードバックを確認してみてください。
なお、フィードバックを確認しながらアカウントの分析もしっかり行いたい場合は、インスタ専門運用システム「Slooooth」の利用がおすすめです!
アカウントや投稿に関するさまざまなデータを、自ら検証することなく簡単に確認できます。また、過去のデータを保有し続けるので、アカウント・投稿の状況を去年のデータと比較しながら分析することも可能です! さらに、1クリックしたあと5分待つだけでレポートを作成することもできます。
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